新作"PINKVIBES"MV公開!新しいのに懐かしいという中毒性!『Suchmos(サチモス)』の曲が最高にオシャンティリオンセラー

HONDAVEZELのCMが流れるたびに、その流れてくる音楽に耳をうばわれてしまう。一瞬、洋楽を聞いているように錯覚してしまうような音と、朝もやの中を疾走するホンダ・ヴェゼルのマッチングが格好いい

ホンダのヴェゼルのCM

どんな人たちが歌っているのか気になって調べてみるとSuchmos(サチモス)の STAY TUNE” という曲であることが判明した。クールなサウンドに乾いた歌声がマッチしていて、聞いているだけで自分が一つ上のステージに上がったかのように錯覚させてくれるオシャンティズムに溢れた曲だ。

僕は音楽のジャンルやムーブメントに関しては全く詳しくない。しかし、このSuchmosの音楽は今まで聞いたことがないようで、同時に不思議な懐かしさを覚える楽曲が多い気がする。気に入って様々な曲を聞いてしまった。

そこで今回はSuchmosの楽曲の紹介と、その魅力について考えてみた。

バンド情報

『Suchmos(サチモス)』は神奈川県出身の6人組バンド。バンド名は “ルイ・アームストロング” の愛称である “サッチモ” からとったとのこと。

メンバーは、

  • ボーカル:YONCE(よんす)
  • ギター:TAIKING(タイキング)
  • ベース:HSU(スー)
  • ドラム:OK(オーケー)
  • DJ:DJ KCEE(ディージェー ケイシー)
  • キーボード:TAIHEI(たいへい)

2013年1月結成。ACID JAZZやスキャットにHIP HOPなどの音楽を融合させて・・・と、詳しくない僕には全くわからない分野なのだが、音楽の良し悪しは知識とは無関係であると逆ギレ気味に言ってしまうが、良くわからないけど曲が格好いいのだ

オッサンなので、スキャットと聞いて思い浮かぶのはスキャットマン・ジョンくらいなんですけどね。でも音楽自体は凄く魅力的なので、どんな特徴と曲があるのかを見ていこうと思います。

■2017年3月15日新作MV公開 “PINKVIBES” 

山田健人による監督作品のMVとなっており、“STAY TUNE” の映像監督でもあるので、どことなく車の映像とマッチングさせているようにも思える。でもこちらの映像の方がレトロ感が出ていてSuchmosらしいような気がする。

■程よく自分に酔えるサウンド

これは“MINT”という曲。1:10~のサビの微妙な変調も格好いい。

どことなく気ダルそうなテンポと曲調が格好よく。肩の力を抜いて生きているような余裕のある男が聴いていそうなミュージック。完全な思い込みなのだが Suchmos の曲を聞いていると『自分がワンランク上の人間になったように酔ってしまう』。思い込みであることを理解しているから勘違いを許してほしい。

■どことなく懐かしい感覚がある

さらに、特徴として Suchmos の音楽は最新の音楽のはずなのに、オッサンが聴いてもスーーっと浸透するように耳に入っている。これは『どことなく感じられる懐かしさ』から生まれるものではないかと思っている。

上の曲は、 “YMM” という曲。詳しい人ならわかるんでしょうが、この懐かしさはどこから生まれるんでしょうね。分析すればわかるのでしょうか。まぁ理解しなくても良いものは良いので、いいんですけどね笑。ちなみにこの曲の終わり方は最高に格好いいと思っている。

■夜のドライブミュージックに最適 

Suchmosの音楽を聴いていて感じることは、ドライブに向いていること。

これは “Fallin'” という曲だが耳を通していると不思議と集中出来るような感覚を得られる。変な言い方になるが『思考の邪魔をしない音楽』とでも言えばいいのだろうか。1人で夜のドライブをする時にかかっていると、きっと素敵な時間を過ごせるだろうことが容易に想像できるような名曲だ。

■YONCEの声が精巣に響く

もはやなんのこっちゃという話なのだが、よく女性で『子宮に響く声』 なんてことを言っている人がいるが、その男性版だと思っていただければと思う笑。

特にこの曲 “A.G.I.T.” はボーカル・YONCEの声が耳を通して頭やら身体やらに響いてくる。てか、この曲はイントロ段階から『なんかエロい』んですよね。ねっとりと絡みついてくるような音楽に、YONCEの声が混ざり合って妙な興奮を感じる楽曲になっている。

■激しいオシャレ感

聴いていた中で特にオシャレ。オシャレオブオシャレ。オシャンティリオンな楽曲がコレ  ”GIRL feat. 呂布”

KANDYTOWNRyohuこと “呂布” との楽曲。MVが最高にクールで、自由や格好良さ、ユルさと仲間感が出ていて格好いい。個人的には “レキシ” っぽさも感じていて曲を本気で楽しんでいる感じもして好印象を受けてしまう。

でも、てか、もう、クソオシャレすぎて眩し過ぎてもはやよく見えない、笑。

つらいよ、オシャレすぎて見てて辛い。

また、この “Pacific” という曲はまだ初々しさが残るものの、他の曲と同様にゆるめの音楽に『仲間感』が強く出ているMV。

若いのに音楽とその周辺の『オシャレな空気感』を生み出して演出できていることが何よりも驚きだと思う。

格好いいなぁ~~~。

ずっとずっと聴いていられる。でも、ずっと聞いてると少し切ない気持ちになってくるのも彼らの音楽の特徴なのかもしれない。

という訳で、とても好きになった『Suchmos(サチモス)』の個人的な感想と曲紹介でした。皆さん是非聞いてみてくださいね♪