2019年1月スタートの冬ドラマ情報はこちら

手取り20万円でどこに住める?そもそも適正な家賃はいくら?給料の手取りから考える家賃の目安について

本日は多くの方が利用している賃貸物件の家賃について。

家賃は家計の支出の中では大きなウェイトを占めています。憧れだけで無理して家賃が高い賃貸住宅を借りると、生活が苦しくなってきてしまいます。賃貸住宅を借りる際には、ご自身の収入に見合った適正な家賃の部屋を借りることが大切です。

そこで今回は、手取り例における家賃の目安や、家賃を抑えるポイントなどをご紹介していきます。

手取り例における目安家賃について

適正な家賃はいろいろな説がありますが、今回は多く聞かれる“手取りの3割が適正家賃”をベースに考えていきます。

手取り
給与明細などの総支給額ではなく、実際に振り込まれる金額。

手取り25万円の人の場合、25万円 × 30% = 7.5万円が家賃の目安になります。7.5万円の家賃ですと、東京ではワンルーム(1R、1K、1DK)でも、主要エリアに住むのは難しい金額です。


©https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/city/price/

また、ファミリー向けの広い部屋を借りようとすると、都心部からだいぶ離れた物件を探さなければなりません。しかし、例えば埼玉県の場合なら、ワンルーム(1R、1K、1DK)の平均で一番高いエリアでも、さいたま市大宮区の6.69万円で、1LDK・2K・2DKの物件も、多くのエリアを検討することが可能です。


©https://www.homes.co.jp/chintai/saitama/city/price/

手取りが20万円の人は、20万円 × 30% = 6万円が家賃の目安になります。6万円の家賃だと東京では郊外のワンルームマンションなら借りることができますが、それでもだいぶ選択肢は少なくなります。先程同様に埼玉県を例にすると、6万円の家賃だと、金額がオーバーするエリアが出てきます。


©https://www.homes.co.jp/chintai/saitama/city/price/

手取りが25万円の人の額面月収は30万円前後。つまり、額面月収が30万円であっても、東京ではワンルームマンションを借りるのが精一杯ということになります。しかし、隣の埼玉県であれば、額面月収が30万円の人は、ほぼ全エリアのワンルームマンションは勿論、一部地域除いた1LDK・2K・2DKの部屋も借りることもできます。

東京の家賃が高いということをご理解頂けたのではないでしょうか。

家賃が3割を超えると家計が苦しくなる?

当然『少しオーバーすれば選択肢増えるんじゃない?』という考えが出てきそうですので、家賃が手取りの3割を超えると家計が苦しくなるか?を、先程同様の手取り25万円の場合で考えてみましょう。

25万円の3割は7.5万円ですので、25万円から7.5万円を引くと17.5万円になります。17.5万円あれば一人暮らしだとそれほど家計が苦しくならないのではないでしょうか。

今度は同じ人が手取りの4割を家賃に支払ったと仮定します。この場合の家賃は、25万円×40%=10万円になります。10万円の家賃ですと、東京の港区や渋谷区は厳しいですが、それでも多くのエリアを選択することが可能です。ちなみに、埼玉県で10万円の家賃だと、多くのエリアのファミリータイプ(2LDK・3K・3DK)の広い賃貸住宅を借りることができます。

家賃が手取りの4割になった時には、25万円 – 10万円 = 15万円が生活費になります。家賃が3割だった時は17.5万円が生活費でしたので、家賃が4割になると生活はちょっと厳しくなります。どの程度厳しくなるかについては、生活費の内訳を算出することが必要ですので次項で計算してみましょう。

具体的な生活費の内訳を算出してみよう

手取り25万円の人が手取りの3割の家賃を支払った時

家賃 75,000円
水道代 3,000円
電気代 4,000円
ガス代 3,000円
食費 40,000円
日用品 30,000円
交際費 35,000円
スマホ代 8,000円
ネット代 5,000円
合計 203,000円

手取りが25万円ですので、47,000円を貯金することができます。手取りが25万円の人が手取りの3割を家賃に支払っても、それほど生活が苦しくなるとは言えないようです。


手取り25万円の人が手取りの4割の家賃を支払った時

次に、手取り25万円の人が手取りの4割の10万円を家賃にしたと仮定して計算します。

家賃 100,000円
水道代 3,000円
電気代 4,000円
ガス代 3,000円
食費 40,000円
日用品 30,000円
交際費 35,000円
スマホ代 8,000円
ネット代 5,000円
合計 228,000円

手取りの4割を家賃に支払った時には、手取り25万円の人は22,000円を貯金できることになります。手取りの3割の時よりも生活は多少厳しくなりますし、貯金ペースも遅くなりますが、生活が成り立たないほど困窮するわけではありません。

よって、額面月収が30万円で手取りが25万円の人が、東京のワンルームマンションで一人暮らしをする場合、それほど生活が苦しくなるわけではないことがわかります。

では次に、収入が減るとどうなるのかを考えてみます。


手取り20万円の人が手取りの3割の6万円の家賃を支払った場合

額面月収が25万円で手取りが20万円の人について計算してみます。手取りが20万円の人が手取りの3割を家賃にした場合は、6万円が家賃になります。

家賃 60,000円
水道代 3,000円
電気代 4,000円
ガス代 3,000円
食費 40,000円
日用品 30,000円
交際費 35,000円
スマホ代 8,000円
ネット代 5,000円
合計 188,000円

手取りが20万円ですので、12,000円を貯金できることになります。よって、手取り20万円の人が手取りの3割の家賃を支払った場合には、僅かではありますが、貯金も可能なことがわかります。


手取り20万円の人が手取りの4割の8万円の家賃を支払った場合

次に、手取り20万円の人が手取りの4割の家賃を支払った場合について計算してみます。

家賃 80,000円
水道代 3,000円
電気代 4,000円
ガス代 3,000円
食費 40,000円
日用品 30,000円
交際費 35,000円
スマホ代 8,000円
ネット代 5,000円
合計 208,000円

この場合、手取り20万円の人は-8,000円の赤字になります。日用品や交際費を減らすことが必要になりますので、手取り20万円の人は手取りの4割の家賃を支払うのは少し厳しいことがわかります。やはり、家賃は手取りの3割程度にするのが望ましいようです。

家賃以外の費用について
あくまで目安であり、実際にはもう少し増えたり減ったりする場合もございます。

家賃を少しでも抑えるために

家賃を少しでも安く抑えるには、家賃が格安な賃貸住宅を探すのが一番です。これまで説明してきたように、東京の家賃はとても高く、東京23区だと10万円の家賃でも1DKほどの部屋を借りるので精一杯です。埼玉県だと10万円の家賃で1LDKや2DKの部屋も借りることができますので、少しでも家賃を抑えたい場合は、家賃の高い都会で暮らすのをやめ、家賃の安い地方に引越しをするという方法が有効です。しかし、地方に引越しをするといっても、希望や仕事の問題などがあり、そう簡単に地方に引越しをすることはできません。

現実的には、都心に住んでいる場合は会社から通勤できる範囲で郊外に引っ越すという方法が妥当です。東京の場合、都心から離れるほど家賃が安くなり、東京の都心から50kmほど西にある東京都八王子市だと、東京23区と比べて家賃は大幅に低くなります。八王子市だと4万円台でワンルームマンションを借りることができ、8万円台なら3DKの広い部屋を借りることも可能です。このように郊外は家賃が安いため、家賃を少しでも抑えたい方は郊外の都市に引越しをすることをおすすめします。

独身の方でどうしても便利な都心で暮らしたい場合は、シェアハウスだと東京23区でも4万円程度の家賃で入居することができます。知らない人との共同生活になりますが、都心でワンルームマンションを借りるよりも安い家賃で生活が送れます。

まとめ

いかがでしょうか?

家賃についていろいろ解説しましたが、適正な家賃は手取りの3割が目安になるようです。まずは、手取りの3割で計算し、今の家賃が適正かどうか確認してみましょう。もし高すぎるという結果が出た場合は、家賃を抑えるために郊外への引越しやシェアハウスへの入居(独身の方)を検討するなどしてみてはいかがでしょうか。

記事を提供して頂いた方
マツさん(45歳)
長年不動産業界で活動し、自身でもアパートやマンションを所有して経営も行う。
プライベートでは奥さんに逃げられ、毎日スーパーの見切り品を堪能する日々。私服が鬼クソダサい。

マツさん

マツです。今回は賃貸物件の家賃について給料とのバランスを説明しました。大まかでもエリアごとの家賃が頭に入っていると、部屋探しする際はスムーズです。
家賃の9割ぐらい負担してください。

アピュラ