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欧州遠征に臨む日本代表のメンバーから見え隠れするハリルホジッチの迷い【サッカー日本代表考察Vo.8】

今月下旬からスタートする欧州遠征に臨む日本代表のメンバー26名が発表された。

欧州遠征に臨む日本代表メンバー26名

GK

川島永嗣(FCメス/フランス)
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)

DF

酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
遠藤航(浦和レッズ)
長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
宇賀神友弥(浦和レッズ)
昌子源(鹿島アントラーズ)
植田直通(鹿島アントラーズ)
森重真人(FC東京)
槙野智章(浦和レッズ)

MF

三竿健斗(鹿島アントラーズ)
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
山口蛍(セレッソ大阪)
大島僚太(川崎フロンターレ)
柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)
森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー)

FW

本田圭佑(パチューカ/メキシコ)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)
原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ)
中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
杉本健勇(セレッソ大阪)
小林悠(川崎フロンターレ)

注目は約半年ぶりに復帰した本田圭佑とポルトガルで活躍する中島翔哉だが、両者ともに所属クラブで結果を残しているので選出は当然。

幾つか気になった点があったので順に説明していく。

①ハリルホジッチは宇佐美貴史を好き過ぎる

今回一番の驚きは乾貴士の不選出と宇佐美貴史の復帰。

宇佐美は現在ドイツ2部で4試合連続ゴール中ということもあり、”クラブで結果を残している”という条件はクリアしているが、日本代表では窮屈そうにプレーしてインパクトを残せてないことは何度も確認しているはずなのに…。

一方、今回不選出となった乾はリーガ・エスパニョーラの1部で堂々レギュラーとしてプレーしていて、最近ではベティスが獲得か?という話が出てくるほどの選手だ。

現日本代表選手の中でクラブでの実績・貢献度を考えるとトップレベルの選手である。その乾を外してまで宇佐美…。

予想というか濃厚なんだけど、ハリルホジッチは相当な宇佐美ファンだ(グッズも持ってるはず)。好きで好きで堪らないんだろうな。

②なぜ宇賀神友弥と車屋紳太郎?

共に左サイドバックの選手なので、レギュラーの長友佑都とは異なるオプションを期待しての選出だが、この2名はハリルの代名詞[デュエル]が弱い選手である。

百歩譲って所属クラブでセンターバックもこなす車屋はともかく、宇賀神はウイングバックの選手であり、4バックの左を任せるのは相当リスキーだ。

デュエル重視ならサガン鳥栖の吉田豊など呼んでもらいたいところだった。

③久保裕也は今どうなのか

日本代表で初ゴールを決めた時期を除くと、久保裕也のパフォーマンスはあまり宜しくない。

クラブでも以前に比べてゴールは奪えてないし、代表でもインパクトを残せてない。

右サイドできそうな選手がいないからということもあるが、それならばセンターで呼んだ小林悠に任せるべきか。

④井手口陽介の不選出と三竿健斗の選出は好判断

ボランチは長く長谷部誠と山口蛍に頼ってきて、昨年はそこに井手口陽介も加わったが、まだ層が薄い印象だった。

また、井手口はワールドカップ行きを決める試合でゴールを奪ったことで一時[当確枠]に入っていた選手だが、若さ故かプレーが軽い。

そこに現れたのが三竿健斗。経験豊富なボランチの選手が多く在籍している鹿島で不動のレギュラーとなったことで自信が高まったようだ。プレーにゆとりがあり、ボール奪取力も高い。

ようやく長谷部に変わってボランチのキープレイヤーになりそうな選手が現れた。

⑤そもそもテストはいつまで?

ハリルホジッチのコメントを見る限り、どうやらメンバー発表間近で好調な選手をロシアへ連れて行く考えのようだけど、非常に違和感を感じる。

就任してからテストテストテストテスト。
デュエルデュエルデュエルデュエル。
いつまで同じことを繰り返すのだろうか。

⑥今回選ばれなかった選手が本番に選ばれたら…

今回の遠征の出来に加え、これからの所属クラブでの活躍、ハリルの好みが加味されてメンバーが決まるだろうが、今回怪我の影響で選ばれなかった吉田麻也や香川真司が選ばれた場合、ぶっつけ本番のような形になってしまう。時間あるのにないという微妙な状況だ。

また、これはハリルのせいではないが、ちょいと怪我人多過ぎやしないだろうか。恐らく今回も試合前に怪我で離脱する選手が必ず1人は出てくる。

⑦内田篤人は難しそう

Jリーグ開幕戦以降ベンチにも入ってないことを考えると、どうやら内田は間に合わなそう。期待してたけど…。