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電車内でギャルのダジャレで笑っちゃった敗北感

最近の僕は情けない。

本当にどうしようもないほど情けない。

情けないと言っても、お金がなくてサイゼリアでドリンクバーのみで5時間かけて飢えを凌いでいた先日の僕の休みの過ごし方を言っている訳ではないんですよね。

いや、それも確かに圧倒的に情けないし、僕に対するドブ川を見るような店員さんの視線も辛かったけどそんな事ではないんです。

ではどんな情けなさかと言いますとですね。

最近、ギャグに対する評価が甘くなってるんスよね。

いやいや、何だそんな事かと思わないで欲しい。

それはもう簡単に笑っちゃうんです。

本当に簡単なダジャレで笑っちゃうの。

全くもって情けない。

一時期はチャップリンの再来とまで言われ、幼少の頃から母に「鬼よ、あの子は笑いの鬼・・・」と言われ、世間からも鬼の子と恐れられてきた僕が、この体たらくとはあまりにも情けないじゃありませんか。

最近ではどこからダジャレが聞こえてくるかと、ビクビクして過ごしているためにおちおちエロ動画すら見れぬ毎日です。

情けない、ああ情けない。

で、先日、決定的にダジャレに対する防御力の低さを露呈した出来事がありましてですね。

僕は基本的に平日休みなので人様がお休みしているときにこそ、旧ローマ時代の奴隷の如く働いています。そんなロンリーぬきボーイである僕は、先日久々に学生時代の友人に声をかけられて池袋まで飲みに行ったんです。

週末の池袋。普段は下り電車にしか乗らない田舎者の僕は、久々の満員電車に戸惑います。

「くっ狂っていやがる。流石、異毛舞苦露(イケブクロ)だぜ・・・」

と、妙に都会に敵対心を持ちつつ満員電車に乗り込みます。

で、そんな半端じゃない満員電車の中、丁度僕の目の前に女子プロレスラー見習いみたいな女性が2人乗っていまして、なんというか、3人で向かい合うような形になってしまったんですね。

その時点で相当気まずいのですが、さらにその女子プロ達が身動きが取れない満員電車の中でなにやらトークを始めるんですよ。

「あー超混んでるんですけどー」

「マジきついよねーアリエナーイ」

と、見た目女子プロなのにちょっとギャルチックな喋り方にイライラしていた僕なのですがまぁいいんです。

向かい合ってる事ですし、変に2人の会話にリアクションをとっても余計に気まずくなるだけですからね。

ですので、僕は一切のリアクションを取ることを自ら禁じました

本来ならば、このままノーリアクションでこの場をやり過ごし、無事に目的を遂行する007並のクレバーさを持つ僕なのですが、最近の僕は他人のダジャレに対する防御力がゼロに等しい。

この2人のトークは僕の弱点をまるで知っているかのように、ビシビシついてくるんです。

「超暑いんだけど。顔に髪の毛がくっつくのって超うざい。」

「あ~わかる~。口の中とかに入るとうざいよね。」

「てかさー毛って美味しくないよね。」

「何アンタ。毛を喰ったのけ(毛)?」

・・・鼻水が出ました。

「フフ・・・バァフ…フ…フフ…ゴフッ…プ」

って満員電車で堪え笑い。

明かに変質者。

明らかにキ〇ガイ。

女子プロギャルも至近距離から怪訝な目で見てきます。

そりゃそうです。

面と向かってる赤の他人が至近距離で鼻水が垂れてるんですから。

もうしょうがねぇってんで鼻をすすり、なんとか体裁を保ちます。

しかし、そんな僕の些細な抵抗すらあざ笑うかのように、さらにの女子プロギャルの猛攻は続くんです。

「あ~立ってるのとか、超疲れるんだけどー」

「荷物とかも重いよね」

「てかなんか今日バックが超パンパンなんだけどー」

「入れすぎよ。いれすぎ謙信(上杉謙信)よ

・・・鼻水が出ました。

「フガッ・・・フブフフフ・・・ゲホッ・・・・フ・・・フフプ・・・フガッ」

もう堪え笑いっていうか、単純に笑い方が気持ち悪い人でした。

だってギャルチックなのに『上杉謙信』ですよ。なんで?

駄洒落で戦国武将が出てくるギャルなんてなかなかいないです、多分。

で、まぁ、ダジャレ女子プロ軍団に完全に変態扱いされてしまいましてですね。

恥かしさのあまり、降りるべき駅の前の駅で車内を脱出する事になってしまったわけなんです。

笑いに関しては海原雄山のように、

「わっはっはっは。貴様に笑いの何がわかる」

と、至高の笑いを追及してきた僕が、なんという体たらく。

本当に情けない。

あまりの情けなさに泣きたくナルニア国物語。

はっはっは。大爆笑。

おしまい。