フォレストラバー

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さよならパンティ

過去記事で何度か登場してる明智君。

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今から7〜8年前の話だが、私は結構な頻度で明智君が一人暮らしをしているアパートへ行ってゲームをしたり、一緒にテレビを見ていたりした。ある日、いつものように明智君のアパートへ行くと、窓際に聖闘士星矢のフィギアが1体置かれていることに気付く。

置かれていたのは多分このキャラクター。

 

私達が幼稚園の頃に放送してたかな?ぐらい記憶は曖昧だが、星座ごとにキャラクターがいたのは覚えてる。

明智君が聖闘士星矢好きとは知らなかったし、1体5,000円〜15,000円ぐらいする価格帯にも驚いた。ただ、本人が嬉しそうにフィギアの特徴、色の発色を語っていたので、私はただ「そうなんだ」と頷いておいた。

驚いたのはそこからで、明智君のアパートへ行く度に聖闘士星矢のフィギアが増えていく。そしてフィギアが10体を迎える頃、遂にフィギア専用のケースまで購入していた。

「いや〜もう10万ぐらい使っちまったかも笑」

楽しそうな明智君を前に何も言うことが出来ず、ただただ「お〜凄いね」と相槌を打っていたものの、仕事や女性の話が一切なくなっていて少し心配になっていた。

 

しかし、明智君は明智君。

 

数日後、ウイイレをすることになりアパートへ行くと、聖闘士星矢のフィギアが窓際に置かれていた。「あれ?フィギアの場所変えた?」と聞くと、どうやらさっきまで撮影をしていたようで「あ、今から棚に戻すとこ」と。

ふと、窓際の端に目をやると、そこに一枚のパンティを発見!!下着でもパンツでもショーツでもない。紛れもなくパンティだった。100人中90人以上が「パンティ」と答えるだろうパンティだった。

 

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「あれ?何でパンティ?」

「あっ、、いや、これは。。。」 

私はとんでもないブツを発見してしまった。明智君のアパートにパンティ。近そうで遠かったパンティが今、目の前にある。 

開き直ったのか、隠すことなく事情を説明してきた。

「これさ、こないだ行ってきた店のオプションでゲットした!」 

「マジか。。。(オプションでパンティ持ち帰りする奴初めて聞いた)で、被った?」

すると恥ずかしそうにこう答えた。 

「・・・被ったわ。。。」 

「おっ、おう。。。」

褒めることではないが、明智君がフィギア以外無関心になっていると感じていたので、まだエロを捨ててないことに安堵した。

安心した私は明智君がトイレへ行った際、ふざけて聖闘士星矢のフィギアにパンティを被せてみた。眩いばかりに光り輝くキャラクターの頭上にパンティを合わせると、ボディのゴールドと頭のブラック(パンティ)のコントラストが味わい深さを増していく。適当に置いたものの、アリっちゃアリの作品へと変わった。

明智君はトイレから戻ってくると、聖闘士星矢 on the パンティにスグ気付き、こう言ってきた。

「ちょっ!これはマジやめてくれ!汚ねえよ!」 

汚い?オプションでゲッツしたパンティが汚い?被っておいて?私はその発言に驚いた。あれだけパンティを崇拝していた漢の優先順位が【パンティ < 聖闘士星矢】に変わっていく瞬間を見てしまった。しかし悪いのは私。反省して素直に謝った。「パンティ被せてすまん」と。

おさらい

明智 on the パンティ ⇒ ◎
聖闘士星矢 on the パンティ ⇒ ☓

明智君は温厚であまり感情を露わにすることはない。故にこの日は2人の黒歴史の一つとして数えられている。(パンティも黒かったし)

 

ー1年後ー

互いに忙しくなり、前年に比べて会う機会は減っていた。そんなある日、明智君から「ご飯行こう」というメールを貰い久々に会うことに。

以前よく行っていた飲食店で再会すると、明智君から実家へ戻ることを伝えられた。しかし、実家といっても現在住んでるアパートから1kmぐらいしか離れてない近所だし、最近明智君のアパートにも行ってないので、報告するほど?かと。

すると

「これは実家に持っていけないから頼む!」 

 と、新聞紙の包を差し出してくる。AVかな?と思って中を見てみると、、、

 

 

 

 

 

 

 

あの時一悶着あったパンティではないか!!

「いやいやいや、要らないし、要らないなら捨てれば?」

とアドバイスを送る。
すると… 

「嫌なら捨ててもいい!俺は捨てられないから頼む!」 

なぜ最後の所有者を私にしたいのか分からなかったし、そもそもまだ持っていたことに驚いた。

「じゃあ、店出たらコンビニで捨てよう」

明智君は納得してなかったようだが、次へ進むため、次のパンティを探すため、覚悟を決めた様子。そして店を出てコンビニへ行くと、誰もいない隙を見計らってゴミ箱へ捨てた。

ゴミ箱へ捨ててしばらく歩いた後、明智君はゴミ箱の方へ振り返って軽く一礼した。

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よく分からなかったが、明智君なりの別れの挨拶なのだろう。お辞儀が終わると明智君はこうつぶやいた。

「さよなら、、パンティ。。」