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フォレストラバー

気になることや好きなことを淡々と

最終章は11月に放送予定!『精霊の守り人Ⅱ悲しき破壊神』原作小説と違いとドラマ感想!キャスト&ストーリーとネタバレ!

ドラマ・映画 ドラマ・映画-ドラマ 芥川ヌキ之介(著)

2016年3月26日更新

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いよいよドラマ『精霊の守り人』のシーズン2にあたる大河ファンタジー『精霊の守り人Ⅱ 悲しき破壊神』の放送がはじまりました。

 

僕はこの作品の原作小説が大好きでなので、シーズン1の時と同じく原作小説との相違点を中心にネタバレ感想ドラマ情報を書いていきたいと思います。

 

 

 

精霊の守り人Ⅱ 悲しき破壊神

みどころ

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チャグムと精霊の卵を守り通したバルサ。自分の父、そして育て親・ジグロの敵であるカンバル国王・ログサムを暗殺しようとしたが叶わなかった。それから4年。チャグムは新ヨゴ国の皇太子となり、バルサは暗殺未遂のためお尋ねモノに。バルサは隣国のロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。

そんな中、バルサは一人の少女を人身売買から救う。少女の名はアスラ。アスラは、彼女の民族が崇める破壊神・タルハマヤをその身に宿していた。アスラが怒り、その神を召喚すれば、彼女の周りには無残な死体しか残らない。その存在を危険視するロタ王国の呪術師親子・シハナとスファルが、アスラを殺そうと迫り来る。再び、バルサの死闘の旅が始まる。かつて、守り抜いたチャグムの面影をアスラに重ねるかのように。

一方、チャグムは南方の大国・タルシュ帝国が、海の国・サンガル王国に侵攻するという状況を受け、救援の為に航海へ出るが、サンガルは既にタルシュの軍門に下っていた。チャグムは囚われの身となってしまう。バルサとチャグムの命運は、果たして…。

出典:精霊の守り人Ⅱ 悲しき破壊神|NHK大河ファンタジー 

 

キャスト

※キャラ説明は引用

バルサ:綾瀬はるか(あやせ はるか)

ひと夏…。―綾瀬はるか写真集

カンバル王国出身。6歳の時、王室の陰謀に巻き込まれ、父親の親友ジグロとともに祖国を脱出。ジグロにたたき込まれた短槍を武器に用心棒をなりわいとしている。新ヨゴ国の王子チャグムの用心棒となり、帝や魔物からチャグムを守りながら旅を続け、チャグムとの間に深い信頼関係を築いた。それから4年。お尋ね者となって新ヨゴ国を追われた今はロタ王国に身を潜めている。そこで出会った異能の少女・アスラを守りながら続ける旅は、バルサにチャグムと共に過ごした日々を思い起こさせる。

原作との大きな違いはシーズン1のラストシーンでカンバル国王・ログサムに対する暗殺行為(未遂)をしたことによりお尋ね者として4年もの月日を過ごしていたこと。原作だとさすらいの自由人といった印象だったが、ドラマではきっと裏の世界をを生きている印象になりそうです。

綾瀬さんはホンワカしているように見えるのにアクションがとても良かったので、シーズン2でも期待しています!

 

チャグム:板垣瑞生(いたがき みずき)

新ヨゴ国の皇太子。4年前、精霊の卵を宿したために父の帝から命を狙われ、バルサと逃亡の旅に出た。その際、精霊の世界“ナユグ”を見る能力を身につけ、普通の人間には分からない異変を感じることができるようになる。そのため帝から更に疎まれ、サンガル王国からの救援要請をよいことに、追放されるように軍船を率いて出航する…。

成長したチャグムは板垣瑞生さん。宮部みゆきソロモンの偽証』の神原和彦という難しい役で名演を見せてました。端正な顔立ちで透明感のある表情を見せるのでナユグを感じられる神秘性や新ヨゴの皇太子としての毅然とした立ち振る舞いも期待できそうです。シーズン3にいたっては、ほぼ主役だと思っているので頑張ってほしいです! 

 

シハナ:真木よう子(まき ようこ)

週刊真木よう子公式本 (Gakken Mook)

ロタ王国の呪術師で、王家に仕える密偵カシャルの一員。ロタを王弟イーハンのもとにまとめようと独自の動きをしており、アスラの力を利用しようと考えている。アスラの前に立ちふさがるバルサと、知力と武術のすべてを賭けて闘う。

シーズン2において最も手ごわい敵になることが予想されるシハナ。真木さんのイメージがピッタリすぎてテンションが上がってしまいます。衣装によっては真木さんはスタイルの良さが出すぎてしまうかもしれないので期待しましょう。

 

スファル:柄本明(えもと あきら)

東京の俳優

カシャルの頭領でシハナの父親。タルの民を監視する役目を担っており、異能の力を持ったアスラを抹殺しようとする。シハナがアスラを利用しようとしていることを知り、カシャルとしての使命と父娘の情の間で揺れ動く。

幅広く素晴らしい演技を見せ続ける柄本さん。今回初めて知ったのですが、2011年に紫綬褒章を受章されているんですね!さすがです。役柄的にも内面の葛藤が強く出る役なので楽しみですね。

 

アスラ:鈴木梨央(すずき りお)

かあかあカラスの勘三郎/Danceしない?(DVD付)

ロタ王国で抑圧される“タルの民”の少女。恐怖や強い怒りを感じると破壊神〈タルハマヤ〉を召喚し、周囲の者をなぎ倒し、殺りくする。その異能の力を恐れる者、あがめる者の間でアスラ争奪戦が繰り広げられ、バルサが用心棒となる。

すでに大河ドラマも経験している鈴木梨央ちゃんが今回バルサに守られるアスラ役です。可哀想な役を子役が演じていると感情移入してしまいそうだ…。 

 

イーハン:ディーン・フジオカ

ドラマ「はぴまり」フォトブック 主演ディーン・フジオカ (小学館C&L MOOK)

ロタ国王ヨーサムの弟。若い頃にアスラの母・トリーシアと恋に落ちたことがあり、タルの民を抑圧から解放したいと考えている。しかし、その考えが南部の領主の反発を招いてしまう。

イケメンにしてイクメン。もう向かうところ敵なしのナイスガイはドラマでは壇蜜と恋に落ちるイーハン役です。はたして、壇蜜のダイコン演技をイケメンオーラで覆い隠すことが出来るのか注目です、笑。

 

トリーシア:壇蜜(だんみつ)

壇蜜写真集「あなたに祈りを」

タルの民でアスラの母。娘のアスラに異能の力があることを知り、禁を犯して神域に侵入、処刑される。

あ~ぽいぽい。艶っぽい感じもするし、迫害される少数民族感がありますよね、笑。おそらく回想シーンでの登場になるかと思いますが異国の雰囲気を存分に醸し出してほしいところです。

 

チキサ:福山康平(ふくやま こうへい)

タルの民でアスラの兄。異能の力を持ったアスラを恐れながらも兄としての愛で守ろうと奮闘する。

福山君はエキゾチックな顔立ちに引き込まれそうな瞳を持っており、順調に成長していけばイケメン俳優枠にはいりそうな雰囲気がありますね。 宣材写真は微妙に若いころのものなのか?てかTwitterみたけどラーメンばっかり食ってるな笑。

 

ヨーサム:橋本さとし(はしもと さとし) 

ロタ国王。内紛の絶えない国内をまとめあげてきた。自らの死期を悟り、弟イーハンに国の未来を託そうとしている。

そのまんまヨーサム。そのまんまヨーサムだよ、あんた。

 

スーアン:品川徹(しながわ とおる)

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ロタ王国の南部を束ねる大領主。南の大陸を支配するタルシュ帝国と手を結び、ロタ王国の開港を画策する。

品川さんは領主感がありますよね。勝手な印象でしたが、スーアンは小太りだったのですが、眼光鋭い感じも悪くなさそうです。

 

トーサ:伊武雅刀(いぶ まさとう)

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新ヨゴ国の海軍大提督。二ノ妃の父であり、チャグムの祖父。兵士の人望も厚く、チャグムと共にサンガル王国救援に向かうが…。

ピッタリ。海の男にして大提督ピッタリ。 最高の俳優さんですよね。大好きだー。

 

マーサ:渡辺えり(わたなべ えり)

新ヨゴ国とロタ王国の国境の街 四路街(しろがい)で衣装店を営む女主人。息子トウノの命の恩人であるバルサのため一肌脱ぐ。

 ピッタリ。信頼できるマーサおば様ピッタリ。

 

トウノ:岩崎う大(いわさき うだい)

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マーサの息子。店の用心棒だったバルサに命を救われた経験を持つ。独身なのがマーサの悩みの種。

ちょっと猟奇的なオチがあったりする「かもめんたる」のう大さん。トウノ役という事は人の良いコミカルな役を期待されているので、内に秘めた猟奇性は抑えて頑張ってほしい。

 

ヒュウゴ:鈴木亮平(すずき りょうへい)

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タルシュ帝国の密偵。新ヨゴ国の祖、トルガル帝の出身ヨゴ国で生まれる。幼い頃にヨゴ国がタルシュ帝国に征服され、以降、第二王子のラウルに重用され、各国に情報網を作る。

バルサ、チャグムに次ぐ、第3の主人公とも呼べる男。おそらくシーズン2ではおとなしいのかもしれないが、シーズン3では魅せてほしい、男っぷりを。

 

セナ:織田梨沙(おだ りさ)

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サンガルの海賊。ヒュウゴの情報網の一員。サンガル救援に向かったチャグムを捕らえるが、その毅然とした姿に好意を抱く。

モデルの織田梨沙さん。なんだか独特の空気がありますよね。演技は見たことがないのでしっかりと見てみたいと思います。

 

クールズ:小市慢太郎(こいち まんたろう)

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タルシュ帝国の宰相。第二王子ラウルの参謀として北の大陸への侵出に知略を巡らす。

まんたろうさん。切れ者のクールズ役はまんたろうさんです。まんたろうさん。 

 

ラウル:高良健吾(こうら けんご)

高良健吾 PhotoBook

タルシュ帝国の第二王子。無慈悲に他国を侵略していくが、民族に関わらず優秀な人材を重用するため、部下にはヒュウゴなど属国出身者が多い。その野望は新ヨゴ国がある北の大陸に向けられている。

高良さんは写真で見ると眼光が鋭いのですが、映画『横道世之介』で主役の世之介役をやっていた時は、何ともやわらかい雰囲気が出ていました。身にまとう空気まで変えてみせる役者さんだと思っているので、ラウル役はみものです!  

 

ちなみに、タンダ役の東出昌大さんの名前がありませんでしたね。おそらくシーズン2では一切出てこないのかもしれません。つまり新ヨゴ国自体が登場しないのかもしれませんね。

 

原作

原作は上橋菜穂子さんの『精霊の守り人』シリーズです。詳しくはコチラ。 

www.forest-lover.com

ファンタジーとリアリティーのバランスが絶妙な物語なので、アニメでもドラマでも小説でも、どんな媒体でも楽しめるはずです。そんなに時間をかけずに読めるので、原作を読んでからドラマを見てもらえれば、さらに楽しめると思いますので是非読んでみてください! 

 

番組情報

■公式サイト

www.nhk.or.jp

■公式Twitter

twitter.com

■シーズン1の感想はコチラ

 

■シーズン1を見ていない方へ

NHKさんの公式サイトに『守り人ガイド』というページがあるので、もしシーズン1を見ていない方はこちらを見れば大丈夫です

www.nhk.or.jp

 

新しい情報が出てきたら更新していきます!

 

第1話『災いの子』

あらすじ

バルサ(綾瀬はるか)が逃亡生活を送るロタ王国に薬草を求めてタンダ(東出昌大)がやって来た。旧交を温める二人が泊まった宿にはアスラ(鈴木梨央)という少女が囚われていた。人買いがアスラを怒らせるや、まばゆい光が現れ周りの人々を殺していく。アスラを救い出したバルサにタンダは不吉だから関わるべきではないと忠告する。と、呪術師シハナ(真木よう子)がアスラをさらおうと現れる。バルサとシハナの死闘が始まった…!

出典:公式サイト 

感想と相違点

約一年間待ち続けた精霊の守り人のセカンドシーズンがいよいよスタートです!もう楽しみで爆発しそうです。

 

スタートから、壇蜜さん演じるタルの民・トリーシアの殺害シーンとアスラのタルハマヤが覚醒するするシーン。原作でいう所の『神の守り人』の場面からでしたが、原作を未読の方は一切意味が解らない場面だったでしょうね。このトリーシアの処刑を発端にアスラの悲しい運命が始まるのですが、真相がわかるのは2ndシーズンの後半になってきそうです。

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それにしてもアスラの中に眠る力(タルハマヤ)の描写は凄まじい迫力でしたね。
小説を読んだ時の印象だと、もっと風のようなイメージでしたが、ドラマの描写の方が禍々しさがあって危険に見えました


そして場面が変わってファーストシーズンのエンディングである衝撃のログサム暗殺未遂から四年後、ロタ王国にて用心棒をするバルサが画面に映ると、いよいよ始まった感じが起こりテンションが上がります。さらに新ヨゴ国にてお尋ね者になっていることから生まれた雇い主の裏切りのシーン。槍での殺陣が格好よかったですね。1stシーズンよりも迫力が出ている気がします。

 

その後タンダと再開した後に、チャグムの為にログサムを暗殺しようとしたことを指摘されていた場面を見て、「おお、なるほど」と納得してしまいました。もうこの段階でバルサとチャグムの再開の場面が見たくて仕方ありません笑。

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タンダとの再会の際、驚いたのはロタの町並みの描写が細かくて素晴らしいことです。精霊の守り人シリーズの素晴らしい点の一つとして挙げられるのは、料理や人々の生活の描写が細かくリアルなことだと思っているので、そういった部分がしっかりと反映されているところは流石NHKドラマだなと感心してしまいました。

 

ちなみに公式サイトでVRで観れたりしますので試してみてくださいね。

守り人の世界|精霊の守り人 悲しき破壊神|NHK大河ファンタジー

 

神の力を信じるアスラですが、そのアスラを救って守ることを決意するバルサと、バルサの事が大切で守るなというタンダ。バルサに対して「チャグムの代わりを探しているだけなのではないか」と大切な相手であるがゆえに、厳しい言葉を投げかけます。

 

でも、バルサはチャグムの代わりを探しているんじゃないんですよね。幼き日に自分を守ってくれたジグロの行動に自らを重ねているんですよね。まだまだその考えには至らず、何かを振り払うように一心不乱に槍をふるうバルサ…。切ない…。

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ジグロと自らの問題に関してはシーズン3の『闇の守り人』の場面にて語られるのでしょうね。


また同時に『蒼路の旅人』のチャグムのストーリーも進んでいきます。

 

サンガル王国からの援軍要請に対して、チャグムの祖父・トーサ大提督を乗せて1隻だけ送ると言い出した帝。その帝にロタ、カンバルとの3国同盟の件トーサを見殺しにすることを止めさせる件を進言するが、逆にトーサと共にサンガル王国へ出兵するように言われてしまいます。

 

それでも王宮にいるよりも外に出て国の為になることをしたいと言うチャグム。弟・トゥグムの事を憎むでもなく、カワイイ弟だと言える器の広さ。てかチャグム格好いいわー。ナイスな青年に育ってるわ―。板垣瑞生くんは、メチャクチャはまり役に見えますね。むしろ彼しかチャグムに見えないと言ってもいいくらい。素晴らしいです。

 

原作との違いに関して。

 

いくつかのストーリーが並行して進んでいるので判断が難しいのですが、原作ではサンガル王国への出兵はトーサとチャグムの二人だけでしたが、どうやらシュガも一緒に船に乗るような指示が出ていたように見えました。

 

シーズン1のシュガは頼りない感じでしたが、4年経ちシュガも非常に頼りがいのある人物に成長していましたね。髪型も素晴らしくマッチしていました。

 

また、チャグムがはじめてサンガルに行く話『虚空の旅人』はドラマでは描かれないようですね。王宮から解き放たれて伸び伸びとするチャグムの描写はもしかすると『蒼路の旅人』の一部として描かれるのかもしれません。


いきなり激動の第一話でしたが、また来週が楽しみです!

 

 

第2話『罠(わな)』

あらすじ

バルサ(綾瀬はるか)がアスラ(鈴木梨央)と身を潜める小屋に呪術師スファル(柄本明)が現れ、アスラは怒りで人々を殺す力を持っており、誰にも救えないと忠告する。それでもアスラを守ろうとするバルサだが、薬を盛られたのか意識が遠のいていく…。一方、サンガル王国救出の航海に出たチャグム(板垣瑞生)は、タルシュ帝国に対抗するには隣国との同盟が必要と祖父のトーサ(伊武雅刀)に訴え、針路をロタ王国に向けさせた…!

出典:公式サイト 

感想と相違点

第二話はロタ王国南部・ツーラム港からのスタートです。

 

物語は『蒼路の旅人』のオープニングである謎の男・ヒュウゴのシーンからでしたが、おおお、なんかテンション上がりますね!!物語の裏の主人公とも呼べるヒュウゴの登場は、原作ファンとしては興奮を抑えられません!!

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今回は全体的に蒼路の旅人のストーリー展開が多かった気がしますね。

 

特にトーサ大提督が素晴らしかったなぁ。

 

トーサとチャグムの会話シーンは最高でしたね。

 

チャグムの

「私と一緒に謀反人になってはもらいませんか。お爺様」

という言葉に対して迷うことなく共にロタへ向かう命令を出したトーサ。皇太子として命令するのではなく、「お爺様」と言うところが素晴らしいです。原作にはないが素晴らしいシーンでしたね!

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また、国が滅びても孫であるチャグムに生きていて欲しいと最後に伝えるところでは泣きそうになってしまった。炎に囲まれて沈んでいくトーサ役・伊武雅刀さんの顔面は微妙に怖かったけど、感動して泣いてしまいそうでした。危ない危ない。ここで泣いていたら先がもたないですね。


また、ロタ王国のヨーサムイーハンの場面もしっかりと登場していましたね。

 

原作通り狩りの場面でヨーサムが落馬します。でもそんなことよりもイーハンの乗馬が格好良すぎますね。イモト風に言えばOLさん達がヒーヒーいうようなポイントでしたね笑。イーハンとトリーシアのストーリーに関してはのちのち語られるのでしょうね。

 

唯一気になってしまった点は、シハナの声ガラガラで粗暴なところだな笑。

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イメージ的にはもう少しクールで知的な喋り方をする感じだったんですけどね。そのクールな感じが徐々に荒くなって感情的になっていくイメージを勝手に持ってしまっていたので少しだけ残念かも笑。まぁまぁそのうち慣れるでしょう!!

 

来週以降、アスラを守るために進むバルサに目が離せませんね。

 

ちなみに今回の相違点。

 

やはりシュガも船に搭乗していましたね。原作では王宮に残っていたんですけどね。これって結構大きな違いのような気がします。

 

あと、ヨーサムイーハンの狩りの場面での落馬は病気のせいではなかったんですけどね。すでに弱っているヨーサム王が少しかわいそう。

 

そして、そんなヨーサム王の元へチャグム一行が寄り道をすることも原作との違いでしたね。二人の間にすでに絆が…。ちょっと嬉しい。

 

でも、一番大きな相違点は、すでにチャグムがヨーサム王に膝を折り頭を下げてしまっている事ですね。

 

本当は『天と地の守り人 カンバル編』のクライマックスにてホイ(捨て荷)として
初めて頭を下げるはずなんですけどね。サラッと頭を下げるから驚いてしまいました笑。

 

カンバル王との謁見の時はどうなるんでしょうね。『闇の守り人』が絡んでくるからそういった場面はないのでしょうか?シーズン3が今から楽しみです。

 

 

第3話『光の力』

あらすじ

バルサ(綾瀬はるか)はアスラ(鈴木梨央)を狙う刺客から逃れて国境の街に住むマーサ(渡辺えり)の衣装店に身を寄せ、アスラが笑顔を取り戻すのを見てホッとする。一方、人質となったタンダ(東出昌大)はスファル(柄本明)から、アスラに宿ったのは破壊神で、再び人々が恐怖に支配されるのを許すのかとただされ、バルサの逃亡先を教えてしまう。その頃、サンガル王国に囚われたチャグム(板垣瑞生)は何者かに命を狙われていた。

出典:公式サイト

感想と相違点

バルサからアスラに質問をする形で恐ろしい回想の中で始まった第三話。

 

壇蜜さんのタルの民ってはまり役ですよね。美しさと少し怪しい民族感が絶妙なバランスで成り立っているように思えます。トリーシアがアスラを連れていき、ミイラから出る光をアスラが触って…やたら恐ろしい空気ですね。このあたりの作り込みは流石NHKといったところです。


そんな回想(夢?)から話は戻ってバルサとアスラ遊牧民の家が襲われるのですが、シーズン2になってからも相変わらずアクションは格好いいですね。綾瀬さんも相当アクションを頑張っているようですね!攻撃を弾くキレも凄いし、鬼気迫る表情が気持ちを盛り上げてくれます。

 

でも全体的に原作を読んでない人たちには、少しわかりにくいストーリー展開なのかもしれません。原作ファンとしてはそれが心配ですね。

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追っ手を振り切って、凄まじいまでの旅人感を出しながらバルサたちはマーサの元へ行くのですが、マーサ姉さん、パねぇっす。素敵すぎ。

 

原作でもマーサは素敵な人だよなぁ…。トウノの人柄のよい雰囲気も良く出ていました。かもめんたるでコントしている時の猟奇性がないですね、笑。素晴らしいです。

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マーサの店でつかの間の休息と、アスラの少女らしい一面を見て安心するバルサですが、同時にアスラの悪人に対する憎悪の深さも知ります。人間には誰しも簡単に語れない側面がありますからね~。

 

この幸せな時間がフリになったかのように、チキサとタンダが人質になってしまう展開が待っています。原作でもシハナがスファルすら裏切る様は結構衝撃でしたが、ドラマでもそれは健在のようです。でもこれも原作を読んでない人には何故シハナがスファルを裏切ったのかが微妙にわからない感じがしてハラハラしてしまいます

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また、メインは来週になるのかもしれませんが、チャグムの話も少し。

 

捕虜になったチャグムたち。トーサを失い自暴自棄になるチャグムに対してモンとジンが説教をするシーン、いいですね~。自分の言動が皆の士気に関わることを自覚したチャグムが、

 

「皆が生きている事を誇りに思う」


とまっすぐな瞳で伝える場面は感動的でしたね。

あゝチャグム好き。彼は最高の皇太子。彼の下で働きたい。踏んでほしい。踏みにじって欲しい。

 

・・・ともろもろ順調に見えて、ラストで帝から狩人・モンにチャグムの暗殺指令が出ていたことが判明。ドキドキ・・・ジンよ・・・未来の帝を守っておくれ!

 


ちなみに今回の相違点ですが、

原作では狩人・モンにチャグムを殺させるように帝が命令していたことをチャグム本人が気がついていましたが、ドラマでは初耳のようにしていましたね。

 

個人的には、知っていながら危険に身をおいているチャグムが格好良かったんですが、それはそれでいいのかもしれませんね。おそらく来週はジンがピンチを救ってくれるのでしょうが、ドキドキしてしまいますね。

 

来週スゲー楽しみだなぁ・・・。 

 

 

 

第4話『笑う魔物』

あらすじ

バルサ(綾瀬はるか)はシハナ(真木よう子)から届いた脅迫状に従い再びロタ王国を目指す。途中の野営地で狼の群れに襲われるがアスラ(鈴木梨央)が一瞬で狼たちを殺してしまう。高笑いするアスラは禍々しいものに支配されていた…。一方、サンガルにとらわれたチャグム(板垣瑞生)は牢から脱走するが舟を漕ぎ出すときに敵の銛(もり)を受け重傷を負う。それでも沖を目指すがヒュウゴ(鈴木亮平)の海賊船が現れ行く手を阻む!

出典:公式サイト 

感想と相違点

今回は狩人・ジンの男前な回でした。

 

ジン格好いいなぁ…。前回はうなだれるチャグムに苦言を呈し、今回はサラリと狩人・モンからチャグムを守り敵の見張り兵を打ち倒し十数人相手に時間を稼いでチャグムたちの脱出時間を確保します

 

ジンが万能すぎる説。

 

そういえば、ジンに「未来の帝を守れ」と命じたのがシュガではなく聖導師になってましたね。まだシュガは成長途中ですからね。

 

しかしそんな万能ジンも流石に捕えられ、チャグムが戻ろうとした瞬間!?

 

チャグムの胸に槍が刺さっておる!

 

エッエグイですね・・・。チャグムファンとしては普通に心配になってしまいます。これから先、チャグムはさらに色々怪我をしてギリギリな場面が多いのですが、そのスタートともいえる大けがですね。そしてそのタイミングで裏の主人公・ヒュウゴの登場。格好いいですね、ヒュウゴ。この敵か味方かわからない感じが良いですよね。

 

チャグム編が気になりすぎて、バルサ編が落ち着かなくてムズムズします。出来ればチャグム編はチャグム編としてまとめて見たくなってしまいますよね

 

ではバルサ編はどうかというと、何となく話が薄暗くて辛いですね。

 

物語を薄暗くしているのはアスラの立ち位置が正義か悪かわからないからなのではないかと思うんです。

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アスラがマーサと抱きしめあっている姿は、まぎれもなく小さく素直な子供ですが、同時にアスラがオオカミたちをタルハマヤの力で殺して高笑いする姿は、禍々しい悪魔のようでした。

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見ている立場からすると、どちらが本当の姿なのかを図れないので不安感が募って辛いのかもしれません。オオカミのシーンも行動原理は、ピンチになったバルサを助けようとしているので悪い事ではないんでしょうが・・・悲しいなぁ・・・。

 

あと、他にいくつか気になった点も挙げてみます。

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①壺牢

まずはチキサとタンダが捕えられた壺牢です。これ過酷な牢ですよね。糞尿垂れ流しですよね。これ、トイレ地獄ですよ。雨降ってもギリギリだし。

 

それにチキサとタンダの脱出方法が稚拙すぎて、もう笑えないレベルですよね。飯を下ろしてくるロープに飛びついて脱出しようとしてましたからね。これは指をさされて笑われても文句が言えないレベルでしたね。

 

②トリーシアとイーハン

トリーシアとイーハンの出会いの物語は胸にきますね。壇蜜さんの民族衣装の似あい方がハンパじゃないです。ミステリアスで美しい。ちょっとこの写真は怖いですが・・・笑

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さらにディーン・フジオカさんも男前で格好いい。なんか、赤い汁をお互いに塗りあっているシーンはもはやそういうプレイに見えなくもないですよね。この時代のローションに見えなくもないですよね。

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③岩崎う大

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トウノ役のかもめんたる・岩崎う大さんがいい役もらってる。

 

・・・のですが、コントの演技の仕方をしているように見えてしまって、これからどんな猟奇的なことを言ってくるのか、と良くわからない変な期待を持って見てしまいました笑。頑張れう大さん。

 

④民族衣装

また、ロタ王国では多民族が生活しているので、衣装や文化がそれぞれで面白味がありますよね。

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その中でも、トウノと共に訪れた遊牧民の衣装は特に印象的でしたね!!

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・・・肩の部分て動物の足かな?エグイのかな?これ、見方によっては動物の股間から顔が出ているようにも見えますよね。でもそういう文化もあるのでしょうね。股間文化ですね。

 


以上!来週も楽しみです! 

 

 

第5話「聖なる場所へ」

あらすじ

バルサ(綾瀬はるか)はアスラ(鈴木梨央)と同じタル人を伴って都を目指すが、その影響でロタ人への憎しみを口にするアスラに「人を殺したいなんて二度と思わないでくれ」と繰り返し言い聞かせる。吊り橋で武装集団に襲われ、自ら盾となってアスラたちを先に行かせるバルサに、背後からも矢が射られた…!一方、チャグム(板垣瑞生)はタルシュ帝国の属国となったヨゴに連行される。そこはヒュウゴ(鈴木亮平)の故郷でもあった。

出典:公式サイト

感想と相違点

しょっぱなからいきなりヨーサムが死んでしまうという衝撃展開からスタート!!原作では身体は弱っているものの死にませんからね。簡単に死んでしまったので驚きもなくツーーーーーと流れてしまいました。

 

しかし、これでイーハンの心がシハナに捕らわれやすくなったので、展開は自然なのかもしれませんね。

 

バルサの方にもいよいよイアヌが登場し、ここで初めてサーダ・タルハマヤについてバルサが認識します。もう登場シーンから怪しさ全開だったので驚きはないでしょうが、バルサもサクッと騙されてしまって切ない所ですね。

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あと、橋の反対側からババァが弓を撃ってくる映像はかなり怖いものがあります。
感覚的にはとても八つ墓村感が濃いです笑。

 

今回は…というより今回も、『神の守り人』の話はとても重々しい空気です。原作でも一番重い話に感じてしまっていますが、そんな物語にもようやく主題といいますか、バルサが何故アスラを守るのか?という自問に出会いましたね。

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ジグロと旅をしていた時に、強さに溺れていた自分とアスラを重ね、

 

人を殺したいなんて思うな。

誰かを傷つけても自分は救われない。

 

と、実体験を話していたシーンは泣けました。

一本橋のシーンのバルサは久々に派手なアクションでしたし、回想シーンのジグロも格好いい。なんか空中でグルングルン廻ってましたもんね。吉川ローリングですね。

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ちなみに『蒼路の旅人』のチャグムはというと、ヒュウゴに連れられタルシュ王国に到着してました。早っ!

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これから文明の差を見せつけられて絶望するわけですね。あのシーンは原作を読んでいて、僕も一緒に絶望してましたからよく覚えています。来週はチャグムがタルシュの王子と会う回です!ドキドキしますね!!!あと、メチャクチャ色仕掛けされる回ですよね。タノシミデスネ。

 

シーズン2はこういった異国の空気が漂う世界観が楽しいですね。

 

 

第6話「帝国の牙」

あらすじ

バルサ(綾瀬はるか)はチャグム(板垣瑞生)がタルシュ帝国に囚われたと聞き心を乱す。一方、タルシュ帝国の都に着いたチャグムは、圧倒的な国力の差を目の当たりにする。王子ラウル(高良健吾)に謁見したチャグムは「国を滅ぼしたくなければ父を殺してお前が帝になれ」と命じられる。抵抗するチャグムの前に縛られたヒュウゴ(鈴木亮平)が連れて来られる。チャグムを属国へ連れて行ったことが裏切りとみなされたと言うのだ…!

出典:公式サイト

感想と相違点

登場のドキドキ の続きからスタートです。バルサ編は話がずっと暗いのですが、今回はずっとチャグム編だったので、メッチャ面白いなぁ...ずっと見ていられますね。てか、チャグムの胸もとから大胸筋が見えてましたけどムキムキですね。

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人質になっていても誇りを失わないチャグムはなんという大器なのでしょう。諦めずに皇太子としての責務を果たそうとする訳ですが、その根底にバルサとの約束があったのかと思うと胸が熱くなります

 

それにしてもラウルのと対面は痺れましたね。そのラウル役の高良さんの演技、本当に良いですよね。映画『横道世之介』でユルユルの主人公、世之介を演じていましたが、真逆のラウルもさまになってました。

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私と一緒に民を幸せにしようと詭弁を言いながらチャグムに迫り、さらにヒュウゴを捕らえ、その命と引き換えに、帝亡き後の新ヨゴ国をチャグムの裏で操ろうとするラウル。

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原作通りに緊迫感のあるシーンでした。そして新ヨゴ国に帰る途中で一人で海に飛び込み、無茶な同盟を一人の力で結ぼうとするチャグムを見て大感動です。原作でも大好きなシーンでしたからねー。感動もひとしおとはまさにこの事です。

 

うすうす気がついていたのですが、チャグムを見ていると、

「つかえてぇぇえ!!」

って思うんですよね。この「仕えたい欲」ってなんなんでしょうね、笑。あーこの人を支えたいと思えるのは、もはや天性の器ですよね。

 

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一方、新ヨゴ国では、いまだにログサム暗殺未遂は政治的な尾を引いているんですね。中村獅童はくそったれなログサム役がよく似合うなぁ...人柄が透けてるからかないや、誉めてるんですよ。大好きですよ。

 

というわけで今回は完全にチャグム回でしたので、来週はバルサとアスラの話が中心でしょうね。いよいよタルハマヤとの決戦です!楽しみですね!

 

 

第7話

あらすじ

アスラ(鈴木梨央)に味方と信じ込ませたシハナ(真木よう子)は、その力を利用してイーハン(ディーン・フジオカ)にロタ王国を統一させようと企んでいた。建国の儀が無事に終われば正統な王と認められるのだ。が、南部領主が異を唱え、更にタルの民がなだれ込み、儀式は大混乱になる。シハナの幻術に惑わされたアスラが破壊神を降臨させようとした時、バルサ(綾瀬はるか)が「アスラに人殺しはさせない!」と飛び込んで来る…!

出典:公式サイト

感想と相違点

今回は神の守り人の完結編です。

 

精霊の守り人自体は凄く好きな話なのですが、やはりタルハマヤが復活したり、少女が辛い目に合ったりと、この『神の守り人』が原作の話は重苦しくて辛い気持ちになってしまいます。(ぶっちゃけ早く次の話に進んで欲しかった)

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ずっとそうだったのですが、シハナの他人をコントロールしようとする詐欺師っぷりが見ていて本当にイライラしますね。アスラに対しても、イーハンに対してもそうでしたが、人の心の弱い部分を巧みに突いて、すがりたくなるような心の浮き輪を投げ掛けて相手の行動を手中に納めていきます。なんと嫌なヤツ...

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信念をもって正しい事をやっているという自覚があるだけにタチが悪いというか、大局が見えていない感というか、"自分が間違っていないと信じ込む間違い"を犯し続けているように感じてしまいます。

 

そんな中でも、イーハンがアスラとチキサに優しい言葉をかけていると安心します。ディーンさんてナイスガイの役がとにかく似あうなぁ・・・。容姿端麗だけど性格もいいみたいな役が多い気がします。

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ただ、今回一番印象に残ったのは、壇蜜さんの顔アップ

 

いや、怖すぎるわ、笑。他の印象吹っ飛んだわ、笑。

 

儀式もメッチャ怖いし、タルハマヤの歌も怖い。もうクライマックスの全てが恐ろしい。最終的にアスラはシハナの操りから自らの意志で抜け出し、代わりに意識不明になってしまいます。原作では目覚めないまでも未来を感じさせるややぼかした印象のエンディングでしたが、ドラマでは意外とサクッと目覚めて、重苦しさはあるもののハッピーエンドと言える内容になっていたのではないでしょうか。

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これにて『神の守り人』は一段落といったところでしょうか。ということは、遂にここからは『天と地の守り人』のロタ編に入っていくのでしょうか。シーズン2の間にバルサとチャグムが出会うことが出来るのでしょうか?楽しみですね!!

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第8話「王子の足跡」

あらすじ

チャグム(板垣瑞生)がロタ王国に向かったと聞いた二ノ妃(木村文乃)はバルサ(綾瀬はるか)を探すよう命じる。一方、チャグムが死んだと聞かされたバルサは無力感に襲われていたが、二ノ妃から用心棒に雇いたいとの伝言を受け、再び生気が甦る。チャグムが持っていた宝石を手がかりにツーラムの捜索を始めるが行方が掴めない。チャグムは既に南部大領主に囚われていたのだ。焦れるバルサの前にヒュウゴ(鈴木亮平)が現れる…!

出典:公式サイト

感想と相違点

いよいよ大詰めになってきた精霊の守り人のシーズン2。鬱々とした『神の守り人』の辛い話を経て、いよいよ『天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編』が始まっていきます。あ~いよいよ大河の流れの中心にチャグムとバルサが巻込まれていきます。前回のダイジェストの放送でチャグムが海に飛び込んだシーンを見ただけでなんか泣けてきます、笑

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チャグムの訃報を受け、それを振り払うかのように槍を打つバルサ。大丈夫だよー生きてるよーと教えてあげたいところですが、それはしばらく経ってからタンダから聞いていました。原作では護衛の仕事中に聞いたので、その仕事を最後までこなしてからバルサはチャグム捜索に乗り出していましたが、そのあたりはバッサリとカットしたようですね。

 

『神の守り人』から『天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編』へ直接移行する展開に変わっているので、タンダやアスラ、チキサのいる場所も違います。原作では新ヨゴ国にいるタンダの元へアスラとチキサが尋ねていく展開だったはずです。でもその変更点のおかげで、アスラとバルサの切ない別れのシーンの演出が生まれていました。いいシーンだなぁ・・・。

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新ヨゴ国の中でもいくつかのドラマが展開していました。まずシュガ。

 

シーズン1でもそうでしたが、シュガガカイの会話を聞いているとイライラしてしまって大変なんですよね。なんでこんなにイライラするのか、笑。ガカイ役の吹越満さんの演技の賜物なのでしょうね。いやな奴で、底の浅い奴である雰囲気を見事に醸し出していました。

 

聖導師二ノ妃ってデキてるんでしたっけ?

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何か、シーズン1でそんな色香を使ったシーンがあった気がします…。二ノ妃の聖導師に対する手の触り方が二人の関係性を上手く表現しているように感じました。ムフフ・・・性導師

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てか、帝マジグズですね。

 

「私の息子をよくぞ殺してくれた。」

 

なんてクズセリフをモンにはく帝。ヒドイもんです。が、この帝とチャグムの関係性がこのドラマを生み出しているとも言えますよね。間違えた行いを絶対にしない自分を否定する存在であるチャグムが生きている事は、ある種、帝のアイデンティティーを根本から揺るがす存在なんですよね。でも、チャグムが死んだことにこれほど喜びを見出す姿は醜いものです。

 

その一方で、チャグムが生きていることを知って、バルサの顔には生気が宿りましたね。目の奥が光っています。綾瀬さんの素敵な演技でした。そのバルサのチャグム捜索でも結構違いがありましたね。そもそもセナの存在にかなりの違いがありました。原作ではセナとの描写はなかったはずです。

 

また、チャグムが持っていた宝石を手がかりにツーラムの捜索をしていた段階で早くにヒュウゴとも合流して話をしていました。バルサの拳をヒュウゴが受け止めるシーンは格好良かったですね!!そして同時にチャグムの善意を利用した事をバルサに話した際にバルサに殴られたことで、わざとバルサの拳を受けたのかな?実はヒュウゴはナイスガイなのか?と小さく疑問を持たせてくれる演出にも見えました。

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あと、全然関係ないですけど、クリス松村さんが登場していて笑ってしまいました。サンドイッチマンの冨澤さんも、笑。いろいろ楽しませてくれますね♪

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原作ではバルサがチャグムと合流するのは、もう少し紆余曲折を経て、ギリギリの所のはずですが、どうやら来週には二人が出会いそうです。イーハン、シハナも登場していよいよシーズン2の終了に向かって走り出しました!ああ勿体ないなぁ・・・。

  

 

第9話「呼びあう魂」

あらすじ

武装集団に襲われたバルサ(綾瀬はるか)は相手がロタ王に仕える密偵と気づき、あえて捕まる。密偵の狙いはヒュウゴ(鈴木亮平)で、チャグム(板垣瑞生)を奪われまいと追っていたのだ。そのチャグムは囚われていた南部領主の屋敷を脱出するが、城を前に追手に囲まれる。その危機を救ったのはシハナ(真木よう子)だった。イーハン(ディーン・フジオカ)に謁見したチャグムは同盟を願い出る。その頃バルサも城を目指していた…!

出典:公式サイト

感想と相違点

遂に終わってしまいましたね、『精霊の守り人』のシーズン2

 

『神の守り人』のパートが長かったこともあり、微妙に重苦しい展開が続きましたが、終盤はバルサとチャグムが出会えるかどうかの瀬戸際だったので、あっという間に過ぎてしまいました。個人的にはもう少し『神の守り人』は短くても良かったのですが、そこをしっかりと創りあげた理由は上橋さんがメッセージで語ってくれていましたので、後程紹介したいと思います。

 

さて、物語ですが、今回は移動するチャグムとそれを追いかけるバルサの二つの視点で進んでいきます。

 

どうでもいい事ですが、カシャルの棟梁が思いのほかポッチャリンだったことに違和感を覚えつつ、同時にチャグムの元に忍び込んできた領主の娘もポッチャリンだったので、2人が同一人物のように感じてしまい、変な勘違いが生まれてしまいました。ポッチャリン事故が起きていました笑。

 

シハナの手引きで南部領主の屋敷を脱出し、シハナと共にイーハン王の元へ向かうチャグム。いくら窮地を助けてもらっていても、どうにもシハナが信用できないですよね、笑。入れ違いでバルサがイーハン王の元へ行き、チャグムの決意を伝えます。

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残念ながら入れ違いになってしまいましたが、着実にチャグムに近づいていくバルサ。シハナの故郷のカシャルの村が襲われて皆殺しに遭っていましたが、「え、カシャル弱過ぎじゃね?」と驚いてしまいますよね。切ないが驚く。

 

そのままタルシュの密偵たちにシハナとチャグムが襲われます。何とか逃げようとするチャグムですが、多勢に無勢、もはや死を待つだけかと思いきや・・・

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ギリギリで飛び出してきてチャグムを守るバルサ!!

 

おお~なんか感動してしまう!背中から離れるなと、昔を思い出させるセリフもなんだか胸にくるっ!!また、チャグムも守られるだけではなく、戦っていることに感慨深さを覗かせるバルサの表情も良かったですよね!!

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原作では雪の中、馬を走らせていき、バルサも満身創痍で、チャグムに至ってはひたいを斬り付けられ顔中血まみれの中、ようやく出会えた2人が抱きしめあうという涙爆発のシーンでしたが、意外とドラマではサラリと再開したような印象もあったので、本当は2話に分けてじっくり再開してほしいくらいでした笑。

 

何とか敵を退けた二人でしたが、死者を弔わなければならないというシハナと別れてバルサの故郷にして両親の仇でもあるカンバル王国に向かっていくことでドラマ『精霊の守り人』シーズン2は終わっていきました。

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『精霊の守り人 最終章』は2017年11月に放送予定です。シーズン3は、

  • 『天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編』
  • 『天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編』
  • 『闇の守り人』

の合作になると思いますので、バルサとチャグム(新ヨゴ皇国)のそれぞれの決着がつく作品になるのでしょう!今から楽しみです!!

 

第9回「呼びあう魂」の再放送は、

2017年4月1日(土) 午前0時10分から1時08分(金曜深夜)

お見逃しなく!

 

 

まとめ感想

シーズン1わ終わった時もそうでしたが、原作者である上橋菜穂子さんが、ドラマ終了にあたって公式サイトにメッセージをよせてくださっています。一部を引用させていただきます。

大河ファンタジーをつくるだけなら、チャグムを主人公にする方法もありました。バルサを脇役に回し、『精霊の守り人』『蒼路の旅人』『天と地の守り人』を一連の物語として描いてしまえば、原作を知らずにドラマを観ておられる方々も、すっと滑らかに物語に入って行けることは、制作陣も私も、わかっていたのです。でも、そういうやり方をしてしまうと、「守り人シリーズ」は、最も大切なものを失ってしまいます。――その方法では、『闇の守り人』が描けないから、です。

 

上橋さんは、以前のインタビューでも『闇の守り人』はバルサの卒業式と例えていらっしゃいました。それくらい『闇の守り人』をとても大切に思っていらっしゃるようです。

 

王権争いや国盗り合戦が繰り広げられる歴史絵巻の外にいる、ただひたすらに小さき者を守りながら大地を旅していく、ひとりの女。このバルサが全編を貫いて輝いてこそ、守り人シリーズは、守り人シリーズなのです。そのバルサが唯一、他者ではなく、自分自身と向き合う物語が『闇の守り人』で、だからこそ、この物語が、守り人シリーズの中で、最も大人の読者に愛されているのでしょう。

 

いつも誰かを守っているバルサが、自分自身に向き合う物語・・・それが『闇の守り人』。その作品を上橋さんがとても愛おしく思っている感覚ってなんかわかる気がします。しかし、バルサの物語とチャグムの物語のそれぞれがバラバラではこの世界は生まれないそうです。

 

チャグムの物語と、バルサの物語が、互いを支え合い、ゆったりとひとつに溶け合って、はじめて、「守り人」シリーズは「守り人」シリーズとして「成る」。それで、シーズンⅠでは、ふたりの出会いを描き、シーズンⅡでは、『神の守り人』と『蒼路の旅人』で、それぞれの人生の転機を描く、という構成になったのでした。

 

転機という言葉では勿体ないくらいの激動でしたが、ゆっくりと物語が交差していき大河の流れを形成していく予感を感じています。そして、何故シーズン2にて『神の守り人』を時間をかけてゆっくりと丁寧に描いたかについてはこのように語っております。

 

『神の守り人』は、アスラという少女と向き合う中で、バルサが、己の中にある「闇」と向き合わざるを得なくなる物語です。ドラマの7話「神の守り人」は、神話的な美しさと武闘の躍動感、人々の思いの交錯が、見事な融合を見せていました。ドラマ制作者たちは、ここへ至るまでの過程で、バルサの闇を深く掘り下げて、11月から始まる最終章で『闇の守り人』を描くための重要な布石を打ったのです

 

おお!なるほど!『神の守り人』の中でゆっくりとアスラの中にある闇に共に向き合っていたことは、最終章の『闇の守り人』への布石だったのですね。確かに昔を思い出していたシーンが良く描かれていましたよね!

 

バルサが自分に向き合った結果に何が待っているのか――?

チャグムはタルシュ帝国から生まれ育った新ヨゴ皇国を救えるのか――?

 

11月放送予定の最終章が今から楽しみです!!