西野朗監督に招集してもらいたい新戦力一覧【サッカー日本代表考察Vo.10】

サッカー日本代表の監督を解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏のグダグダ会見を見て、このタイミングでも解任させてよかったと再確認した。このままでは3戦全敗が目に見えてるし、言い訳も『決定機は我々のほうがあった』『ディエルが足りなかった』の二本立てで間違いない。

よかった、、本当によかった。

ただ、監督が西野朗に変わっただけで、日本代表の現状が宜しくないという事実に変わりもなく、戦い方の見直しも早急に進めなければならない。同時に再考が必要なのがメンバーだ。そこで西野朗監督にオススメしたい新戦力になるかも?という選手を紹介したい。どの選手も現状の重苦しい雰囲気を打破するにはうってつけの選手ばかり。

西野朗監督に招集してもらいたい新戦力一覧

1・FW:永井謙佑(FC東京)

2015年のEAFF東アジアカップ以降招集すらされてなく、クラブでの活躍もいまいちだったが、今季FC東京で再ブレイクしている。スピードを期待され日本代表や前所属の名古屋ではサイドで使われていたが、中央でこそ活きると再確認。持ち前のスピードは勿論のこと、守備意識の高さが凄まじい。ロンドン五輪時のような前線からのチェイシングで後ろを楽にさせてくれる存在だ。また、W杯のような舞台では狙ってなくてもカウンター攻撃が中心になるので、攻撃面においても永井のスピードは必要なので、招集して“もらいたい”ではなく“しろ”。

2・FW:川又堅碁(ジュビロ磐田)

昨季ジュビロ磐田に移籍して以降、コンスタントに活躍している川又も無視できない存在。ゴール前での冷静な駆け引きや強烈なヘディングシュートは、現代表にはない武器となる。ハリルホジッチお気に入りの杉本健勇よりも戦える選手であり、どことなく“持ってる選手”な気も。

西野監督になってもFWのファーストチョイスは大迫だろうが、今季所属するケルンは降格し、大迫自身も4得点とシーズンを通じていまいちなのが気になる。コンディション次第によっては川又を抜擢し、永井との元名古屋2トップを組ませても面白いだろう。

3・MF:田口泰士(ジュビロ磐田)

今季からジュビロ磐田でプレーしている田口も中盤で試してみたい存在だ。豊富なスタミナや相手のパスコースを読むセンス、ゴール前で体を投げ出せる根性に加えてゴール前に飛び込むスプリントなど、総合バランスの良い選手。

現中盤は長谷部誠と山口蛍が当確気味で、大島僚太や柴崎岳、森岡亮太、香川真司も候補だが、ファイタータイプの選手がいないので劣勢が予想される本番に不安を残す。タイプの違う田口のような選手を呼ぶべきではないだろうか。

4・FW:家長昭博(川崎フロンターレ)

昨季川崎フロンターレの優勝に貢献した家長昭博にも注目だ。今季いまいちパッとしない川崎だが、勝ってる時は家長の調子が良い。昔はドリブラーだったが歳を重ねてシンプなプレーに変わってきた。フィジカルも強いので、味方選手の押し上げ時にも貢献できることだろう。また、かつてガンバ大阪で家長の才能は認めながら継続性のなさからレギューラーにはしなかった西野朗と代表で再会という流れも悪くない。

5・DF:室屋成(FC東京)

今季FC東京の躍進を支える室屋は、左に比べて候補が少ない右サイドバックとして招集すべき。マリ戦で代表レベルでないことを露呈してしまった酒井高徳よりは相応しい選手だ。特徴は90分を通じてアップダウン可能なスタミナとシンプルにプレーできること。また、スピードもあるので、現在リバプールで大活躍中のセネガル代表マネとのマッチアップで、バッチバチにやりあえるのではないかと期待している。

まとめ

今回は時間がないので、ハリル政権時の選手達に西野朗氏やコーチの意見で数人ハリル時にチャンスがなかった選手が入ってくるだろう。なので、新戦力扱いとなる上記5人の全てが入ってくるとは思わないが、Jでの好調さは無視すべきではない。

まずは予備登録35人の中に何人入れるかに注目だ。