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【速報】EURO2016フランス大会のグループステージ日程と結果レポート《ユーロ2016フランス》

ユーロ2016が遂に開幕した。

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南米でもコパアメリカが開催されて連日盛り上がっているが、欧州も負けてない。ということで、ユーロの結果とマッチレポートを試合日更新でお届けします。

※動画は消える可能性大

ユーロ2016フランス大会

グループA

6月10日 ○フランス 2-1 ● ルーマニア

ユーロ2016開幕戦は開催国フランス対ルーマニア。

フランスはポグバを中心に攻撃を展開し、チャンスをつくる。14分には右サイドからのクロスのこぼれ球をグリーズマンがヘディングシュートするもポストに当たる。その後何度かジルーにチャンスが回るも決めきれず前半を終える。

後半もフランスペースで進むと、58分にジルーが右からのクロスにヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。しかし、ルーマニアも直ぐに反撃に出て64分、ペナルティーエリア右でボールを受けたスタンチュがエブラに倒されてPKを獲得し、これをスタンクが決めて1-1とした。その後フランスはグリーズマンに変えてコマン、30分過ぎにはポグバに変えてマーシャルを投入。それでもルーマニアの堅い守備を崩せず、このまま引き分けかと思ったアディショナルタイム、ペナルティーエリア右手前でボールを受けたパイェが左足一閃。強烈なシュートがゴール左上に突き刺さり、土壇場で勝ち越しに成功した。やはりユーロは面白い。

6月11日 ●アルバニア 0-1 ○スイス

アルバニアはユーロ初出場。一方のスイスは初の決勝トーナメント進出を狙う。それ以上に注目を集めたのは、アルバニアMFのタウラント・ジャカ(兄)とスイスMFのグラニト・ジャカ(弟)の、ユーロ史上初となる兄弟対決。試合はファビアン・シェアが5分に決めたゴールが決勝ゴールとなり、スイスの勝利。

6月15日 △ルーマニア 1-1 △スイス

ルーマニアは初戦で開催国フランスに敗れて黒星スタート。2000年以来16年ぶりの決勝トーナメント進出に向け、初白星を狙う。対してスイスは、初戦でアルバニアを破り白星スタート。連勝すれば初のグループステージ突破に大きく前進。

試合はスイスが主導権を握るも、先制したのはルーマニア。アレクサンドル・キプチュが敵陣エリア内で相手DFシュテファン・リヒトシュタイナーに倒されてPKを獲得。これを初戦に続いてスタンクが2試合連続で決めて先制。

追い付きたいスイスはここから攻勢に出て、後半にアドミル・メーメディが強烈なシュートを決めて追いつく。その後は膠着状態が続き、試合はそのままドロー決着。結果2試合を終えてルーマニアの勝ち点は「1」、スイスは「4」となった。

6月15日 ○フランス 2-0 ●アルバニア

ルーマニアとの開幕戦を苦しみながらも2-1で制した開催国フランスは、初戦のスタメンからポグバとグリーズマンに変えてコマンとマーシャルがスタメンに名を連ねた。

試合は予想通りにフランスが圧倒的に支配するも、ゴール前を固めたアルバニアを崩すことができずに前半はスコアレス。後半に入ると温存していたポグバとグリーズマンをピッチに出し、さらに畳み掛ける。猛攻が実ったのは初戦同様に終了間際。アディル・ラミの右サイドからのクロスに、フリーのグリーズマンがヘディングシュートを沈めてようやく先制ゴールを奪う。その後パイェも開幕戦に続くゴールを決め、フランスが2-0で勝利し、グループステージ突破一番乗りを決めた。

6月19日 ●ルーマニア 0-1 ○アルバニア

大会初勝利を目指す両国の対戦はルーマニアがチャンスを掴むも、前半終了間際に右サイドからのクロスにアルマンド・サディクが頭で合わせてアルバニアが先制する。

後半になるとルーマニアが攻め込むも崩せず、逆にアルバニアのカウンター攻撃に何度もピンチを招くという悪循環。アルバニアは追加点こそ奪えなかったものの、前半に奪ったゴールを守りきり、ユーロ初出場の3戦目にして歴史的な1勝を手にした。

6月19日 △スイス 0-0 △フランス

2連勝でグループステージ突破を決めているフランスは、ジルーやパイェをベンチに置いてスタートするも、目立ったのはやはりポグバ。12分にはペナルティーエリア手前から右足で、直後にもペナルティーエリア左から低いシュートで狙ったが、いずれもGKゾマーの好守に阻まれる。そして17分、再びポグバが左足で強烈なミドルシュートを放つと、今度はゾマーも一歩も動くことができなかったが、クロスバーに弾かれ、先制ゴールはならず。

一方、引き分けでも決勝トーナメント行きとなるスイスは無理して前にボールを運ばない。後半に入ると互いに“無理せず”の姿勢が強くなり、これといったシーンもなく、試合はそのままスコアレスドローで終了した。

結果フランスが首位、スイスが2位で、それぞれグループステージ突破を決めた。

グループA順位表 最終順位

1位 勝点7 フランス(2勝1分/得失点差+3)
2位 勝点5 スイス(1勝2分/得失点差+1)
2位 勝点3 アルバニア(1勝2敗/得失点差-2)
4位 勝点1 ルーマニア(1分2敗/得失点差-2)

 

グループB

6月11日 ○ウェールズ 2-1 ●スロバキア

58年ぶりの国際主要大会に望んだウェールズで輝いたのはやはりガレス・ベイル。前半の8分にゴール前でFKのチャンスを得ると見事に決める。後半に入るとスロバキアも反撃に転じ、途中出場のオンドレイ・ドゥダが決めて同点に追いつく。しかし、後半35分にウェールズも途中出場のハル・ロブソン・カヌが決めて勝ち越しに成功し、そのまま試合は終了。

6月11日 △イングランド 1-1- △ロシア

まず、解説の中西哲生がルーニーのパス捌きを「デリバリー」言っていたのが気になった。試合だが、前半から主導権を握ったイングランドが後半28分に、ダイアーが直接FKを決める。が、伝統的な勝負弱さが最後に出てしまい、アディショナルタイムにベリズツキにヘディングシュートを決められた。イングランドはユーロの初戦成績が4敗5分け。歴史は繰り返す。

6月15日    ●ロシア 1-2 ○スロバキア

初戦でイングランドと引き分けたロシア。一方のスロバキアはウェールズとの初出場対決を落として黒星スタート。両チームとも、決勝トーナメント進出に向けて勝利がほしいところ。試合は一進一退の中、スロバキアがヴァイスのゴールで先制して勢いに乗り、前半のアディショナルタイムにはナポリでも活躍するハムシクが、切り返しからのゴラッソを決めて一気に流れを引き寄せる。ロシアも後半にグルシャコフがヘディングシュートを決めて追いすがるが、試合はそのままスロバキアが勝利した。

6月16日 ○イングランド 2-1 ●ウェールズ

ユーロの舞台で実現した英国ダービー。日本でいえば本州VS九州のようなもの?違うか。

試合はイングランドペースで進むも前半終了間際に初戦でもフリーキックからゴールを奪ったベイルがまたしてもフリーキックを決めてウェールズが先制する。

先制されたイングランドは後半開始からスターリングとケインに変え、スタリッジとバーディーを投入する。この采配がドンピシャで当たり、56分にバーディーが同点ゴール、アディショナルタイムにはスタリッジが劇的なゴールを決めてイングランドが劇的な勝利を飾った。このフレッシュな代表チームは期待せざる何かがある。一方のウェールズは引き分けでも御の字だっただけに痛い敗戦。

6月20日 ●ロシア 0-3 ○ウェールズ

イングランドとの英国ダービーでアディショナルタイムの失点で逆転負けしたウェールズはここまで勝ち点1のロシアと対戦。試合は立ち上がりからウェールズが試合を支配し、11分にアレンのスルーパスに抜け出したラムジーが飛び出してきたGKアキンフェエフを嘲笑うチップキックを決めて先制点を奪う。

その後もウェールズの勢いは止まらず、20分にはベイルの突破がこぼれたところをテイラーが決めて2-0とする。その後も完全に主導権を握ったウェールズが2点リードのまま前半が終了。

後半何とか反撃に出たいロシアだが、一度傾いた流れは変えられず、67分にラムジーのパスからエースのベイルが3試合連続となるゴールを決めて3−0とし、試合はそのまま終了する。この結果ウェールズは勝ち点6でグループステージを首位通し、ロシアは勝ち点1で敗退が決まった。

6月20日 △スロバキア 0-0 △イングランド

引き分け以上でグループステージ突破が決まるイングランドは、ウェールズ戦から6人も先発を入れ替えて望む。一方のスロバキアは、前節と同じメンバーでキックオフを迎えた。

試合はイングランドペースで進むも、スロバキアのGKマトゥーシュ・コザーチクが好セーブを見せて得点を許さない。スロバキアもハムシクを中心にカウンターを伺う姿勢を見せていたが、イングランドの攻守の切り替えの早さにこれといったチャンスを作ることができずに前半を終了する。

後半の序盤は、スロバキアにもチャンスが訪れるが、今度はイングランドのGKハートが失点を許さない。相手ペースになる前にもう一度主導権を握りたいイングランドは温存していたルーニー、アリと続けてカードを切って流れを引き寄せる。

何度かチャンスを作ったが、スロバキアの懸命の守備を前に得点を奪うことはできず、試合はそのまま終了。

結果、イングランドは勝ち点5となり、ロシアを下したウェールズに抜かれグループ2位での通過。一方のスロバキアはグループ3位となり、グループステージ突破は他グループの結果次第となった。 

グループB順位表 最終順位

1位 勝点6 ウェールズ(2勝1敗/得失点差+3)
2位 勝点5 イングランド(1勝2分/得失点差+1)
2位 勝点4 スロバキア(1勝1分1敗/得失点差0)
4位 勝点1 ロシア(1分2敗/得失点差-4)

 

グループC

6月12日 ○ポーランド 1-0 ●北アイルランド

前半から押し気味に試合を進めたポーランドは、後半に決めたミリクのゴールを守りきり初戦を勝利で飾った。北アイルランドはセットプレー以外でチャンスらしいチャンスは作れず。注目のレバンドフスキはエバンスのマークに苦しみノーゴールに終わった。

6月12日 ○ドイツ 2-0- ●ウクライナ

2014年のワールドカップ王者ドイツはウクライナに快勝したものの内容は悪く、ノイヤーのビッグセーブに助けられた印象。攻撃に関してもゲッツェの0トップは無理があり、エジルは消えている時間帯が多かった。最後にマンチェスター・ユナイテッド移籍失敗のシュバインシュタイガーがゴールを決めたのがせめてもの救いか。ラーム不在の影響がいずれ出そう。。

6月16日 ●ウクライナ 0-2 ○北アイルランド

初戦を落としたチーム同士の対戦は、スコアレスのままハーフタイムに突入し、迎えた後半に北アイルランドがマコーリー、途中出場のマクギンがゴールを決めて2−0で勝利。初出場の北アイルランドは、歴史に残る勝ち点3獲得。(今回やたらと“歴史に残る”が多い)。連敗したウクライナはグループリーグ敗退が決定。

6月16日 △ドイツ 0-0 △ポーランド

共に初戦を勝利した2チームの対戦は、立ち上がりからドイツがポゼッションを高めてチャンスを伺うも、ポーランドも時折カウンターで得点を狙う展開が展開された。前半をスコアレスで折り返すと、後半は互いにギアを上げて決定機を作る場面もあったが、最後までゴールは生まれず、0−0の引き分けで終了。

6月21日 ●ウクライナ 0-1 ○ポーランド

2連敗でグループステージ敗退が決まっているウクライナに対し、ポーランドは引き分けでも決勝トーナメント進出が決まるという有利な状況。

開始からポーランドが攻め立てウクライナゴールに迫るも決めきれず。ピンチを凌いだウクライナも反撃に出てヤルモレンコやコノプリャンカが惜しいシュートを放つもゴールを奪うことができずに前半終了。

後半開始直後にもウクライナがチャンスを迎えるも決めきれずにいると、54分に後半から出場していたブワシュチコフスキがショートコーナーから左足でシュートを決め、遂にポーランドが均衡を破る。その後ウクライナも必死にゴールに迫るが得点を奪うことはできずに、そのまま試合終了。ポーランドが2位通過を果たし、ウクライナは3戦全敗&無得点という残念な結果になってしまった。

かつてACミランで活躍したシェフチェンココーチは何を思う。。

6月21日 ●北アイルランド 01 ○ドイツ

スッキリした試合ができてないドイツは序盤から怒涛の攻撃を見せる。しかし、度重なる決定機を決めきれない。今大会未だにミュラーにゴールがないのが気になる。なかなか得点を奪えなかったドイツだが、30分にミュラーの突破から最後はマリオ・ゴメスがゴールを決めてようやく先制点を奪う。その後追加点こそ奪えなかったものの、北アイルランドにゴールを許すことなく試合を終える。

ドイツ代表の状態が少し心配だったけど、この試合に限っては北アイルランドのGKマッカバンが当たりすぎていたので心配する必要はなさそうだ。 

グループC順位表 最終順位

1位 勝点7 ドイツ(2勝1分/得失点差+3)
2位 勝点7 ポーランド(2勝1分/得失点差+2)
3位 勝点3 北アイルランド(1勝2敗/得失点差0)
4位 勝点0 ウクライナ(3敗/得失点差-5)

 

グループD

6月12日 ●トルコ 0-1 ○クロアチア

このカードがユーロで実現するのは2008年大会の準々決勝以来。当時はPK戦の末にトルコが準決勝進出を決めた。久々の対戦はレアル・マドリードでも活躍するルカ・モドリッチのスーパーゴールでクロアチアが制した。ウェールズのベイルといい、レアル・マドリード在籍選手の活躍が目立つ。

6月13日 ○スペイン 1-0 ●チェコ

史上初のEURO3連覇を目指すスペイン代表がチェコ代表と対戦。今季アーセナルで最多クリーンシートをマークしたGKペトル・チェフの好セーブ連発に苦しめられたが、試合終了間際の後半42分にバルセロナDFジェラール・ピケがヘディングシュートを決めて1-0の勝利。大会前にスキャンダルで慌ただしかったスペイン代表のGKダビド・デ・ヘアも無事に出場した。

イニエスタがキレッキレ。

6月17日 △チェコ 2-2 △クロアチア

クロアチアは父親の訃報で緊急帰国していたスルナがスタメン出場する。キャプテンマークを巻いた背番号11は、試合前の国歌斉唱で涙を見せた。

試合はクロアチアが前半から一方的に攻め立てる展開となる。何とかチェコもGKチェフの奮闘で凌いでいたものの、38分はクロアチアが先制点を奪う。ハーフライン付近でボールを奪うと、ペリシッチがドリブルで持ち上がり、エリア内左に進入。DFを抜き切る前に左足で放ったシュートを決める。そのまま前半は終了。

後半もクロアチアペースで進み、59分にはバルセロナでも活躍するラキティッチがループシュートを決めて2-0とした。このまま大量得点ゲームかと思われたが、直後にモドリッチが太ももを痛めて交代。ここからチェコも反撃を開始し、76分にシュコダのゴールで1点を返す。勢いに乗って追いつきたいチェコはネチドも入れてパワープレーに入る。しかし、そんな熱戦を邪魔するアホが、、、クロアチアサポーターが発煙筒を投下してしまったのだ。爆竹も鳴り、危険と判断した主審は試合を中断する。

予選でもサポーターの人種差別行為で勝ち点をはく奪されているからか、クロアチアの選手たちは必死にサポーターをなだめた。数分の中断後に試合は再開されるが、おかしくなった雰囲気は変わらずに、アディショナルタイムにPKを献上してしまう。これをネチドに決められ、クロアチアは土壇場で追いつかれてしまい、試合はそのまま終了。最終節でスペインと対戦するクロアチアにとっては悔やまれるドロー。一方のチェコも可能性を残したものの、ロシツキーの負傷具合が気になる。

追記:ロシツキーは無理のようです。
35歳ロシツキー、EURO残り試合絶望に 突破の希望繋いだチェコに大打撃 (ISM) - Yahoo!ニュース

6月17日 ○スペイン 3-0 ●トルコ

初戦でスコア以上にチェコに差を見せつけて勝利したスペインと初戦を落としたトルコの一戦。この試合でも前半からポゼッション率を高めたスペインが試合を優位に進める。そして34分にノリートの早いクロスにモラタがヘディングで合わせて先制ゴールを奪い、37分にはセスクの縦パスをDFがクリアし損ねた落ち際をノリートが上手く合わせて2−0。

後半もスペインペースで進み、48分にはイニエスタのスルーパスをオフサイドラインギリギリで受けたジョルディ・アルバの横パスにモラタがこの日2点目となるシュートを決めて3−0とし、完全にトルコの戦意を奪う。その後も早くて正確なパス回しで試合を完全にコントロール。

試合はそのまま3−0で終了し、スペインのグループステージ突破が決まった。一方のトルコは全くいいところなく、グループリーグ突破は限りなく厳しい状況に。初戦のプレー内容に批判されていたアルダ・トゥランはボールを持てばトルコサポーターがブーイングされる始末。サポートしようぜ。。

にしても絶好調のスペインを見ていると、日本代表のサッカーが異様に低レベルに感じてしまうのは私だけだろうか。3連覇はないと思ってたが、今のパフォーマンスを維持すれば2014年のワールドカップ王者ドイツだって歯が立たないだろう。それほどまでに強さを感じた試合だった。

6月21日 ●チェコ 0-2 ○トルコ

前節でクロアチア相手に土壇場で追いついて勝ち点1を拾ったチェコと、2連敗で後がないトルコの一戦。

先にスコアを動かしたのはトルコ。10分に右サイドを突破したエムレ・モルの折り返しをユルマズが決めて先制点を奪う。追いつきたいチェコはコーナーからシボクがヘディングで合わせたボールはポストに当たり追いつくことはできないまま前半を終える。ペースはチェコが握っているだけに歯がゆい。

反撃に出たいチェコは後半に入るとシュコダを投入し、ネチドとのパワープレーでヤケクソ作戦に出る。が、65分にトルコがFKから上手く繋ぎ最後はオザン・トゥファンが決めて2−0。意気消沈気味のチェコはその後決定機を作ることなく試合を終えた。ロシツキー不在を感じてしまったチェコ。ネドベドに続きロシツキーも代表引退と、冬の時代が訪れそうな気配が漂う。

6月21日 ○クロアチア 2-1 ●スペイン

既に決勝トーナメント進出を決めているスペインと、引き分けでも突破が決まるクロアチアとの強豪同士の一戦。クロアチアは前節で負傷したモドリッチやマンジュキッチが先発から外れる。

試合はトルコ戦の好調そのままにスペインペースで進み、7分にセスクが上げた早いクロスをモラタが押し込んであっさりと先制。ただ、クロアチアも負けてない。ラキティッチを中心にチャンスを作り、前半終了間際に左サイドを突破したペリシッチのクロスをカリニッチが合わせて1−1。

迎えた後半一進一退の攻防が続くが、70分、スペインはシルバがペナルティエリア内で倒されたとしてPKの判定。ちょっと厳しい気もする。しかし、GKスバシッチがセルヒオ・ラモスのキックを見事にストップして勝ち越しを許さず。

※てか、なんでセルヒオ・ラモス。。コイツのこういう目立ちたがりな部分がどうしても好きになれない。

PKストップで勢いづいたクロアチアは終了間際の87分、カウンターから最後はペリシッチが左足でシュートを決めて逆転する。このまま試合は終わり、クロアチアがスペインをかわして首位に浮上。この結果、2位でグループDを突破したスペインは、決勝トーナメント1回戦で前回大会のファイナルの相手であるイタリアと対戦することが決まった。

にしてもクロアチアは強い。この試合モドリッチは出場しなかったものの、センターにバルサとレアルの中盤がいるからそりゃあ強いんだけど、その他にもクラブチームよりいいプレーする選手が多い印象。サポーターの暴動は許しがたいが、代表チームが見せるサッカーのレベルは高い。前評判が異様に高いベルギーなんかより強いと思うので、決勝トーナメントでも期待している。

グループD順位表 最終順位

1位 勝点7 クロアチア(2勝1分/得失点差+2)
2位 勝点6 スペイン(2勝1敗/得失点差+3)
3位 勝点3 トルコ(1勝2敗/得失点差-2)
4位 勝点1 チェコ(1分2敗/得失点差-3)

 

グループE

6月13日 △アイルランド 1-1 △スウェーデン

ベルギーやイタリアとの対戦を前に勝ち点3がほしいチーム同士の対戦はドロー決着となった。注目のイブラヒモビッチはオウンゴールを誘発するクロスで同点ゴールを演出。アイルランドにロビー・キーンがいて懐かしい気持ちになった。

6月13日 ●ベルギー 0-2 ○イタリア

前評判が低い時のイタリアは要注意。ボール支配率こそベルギーが高かったものの、イタリア相手にポゼッション率はあまり意味がなく、前後半に1点ずつ奪ったイタリアが勝利。ベルギーはケヴィン・デ・ブライネやエデン・アザールが単独で奮闘していたものの、チームとして連動性が少なく、カテナチオを崩すことはできなかった。ただ、ベルギーは過大評価され過ぎだと思うので、今回の結果は全く番狂わせではない。

6月17日 ○イタリア 1-0 ●スウェーデン

初戦でベルギーを倒したことで評価を高めたイタリア、アイルランドと引き分けたスウェーデンとの一戦。

前半は大人しい展開で、どちらも決定機なく終了する。注目のイブラヒモビッチはキエッリーニのマークに苦しみ、枠内シュート0に抑えられた。後半に入っても前半と変わらずにスローペースで進み、このまま試合終了かと思われた88分、イタリアがようやく均衡を破る。スローインのボールに反応したザザがキープし、こぼれ球を拾ったエデルがカットインから右足のシュートでネットを揺らした。ゴール後の雰囲気といい、今回のイタリアは非常にまとまっている。その後スウェーデンもPKか?というシーンを迎えるが笛は鳴らず、そのまま1−0でイタリアが勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。スウェーデンは最終戦の相手がベルギーだけに厳しい状況に追い込まれた。

6月18日 ○ベルギー 3-0 ●アイルランド

初戦、イタリアに完敗したベルギーと、スウェーデンと引き分けたアイルランドとの一戦。どちらもグループステージ突破に向けて勝利がほしいところ。

試合は前半からベルギーが一方的に攻めるもゴールが奪えずに前半を終える。後半になってようやく猛攻が実を結び、48分に右サイドを突破したデ・ブライネのパスをペナルティーエリア手前で受けたルカクが決めて待望のゴールを決める。

その後のデンベレが負傷退場するも勢いは衰えず、61分にムニエルのクロスからウィッツェルがヘディングを決めて2−0。その後カラスコまでも負傷退場するが、70分にはルカクがこの日2点目を決めて試合を決めて3−0とし、試合を決定づける。負傷者2名を出したのは余計だったが、危なげない戦いでようやく初勝利をあげたベルギー。一方のアイルランドはグループステージ敗退の可能性が限りなく0になってしまった。

6月22日 ●スウェーデン 0-1 ○ベルギー

ともに決勝トーナメント進出をかけた一戦は、前半からシュートを撃ちあうオープンな展開となったがゴールは生まれず後半へ。

後半も前半同様に点が入りそうで入らない展開が続いたが、迎えた84分にベルギーのナインゴランが強烈なミドルシュートを突き刺して遂に均衡を破る。完全に後がないスウェーデンもイブラヒモヴィッチが胸トラップからのボレーを放つも、枠を捉えることができず、試合はそのままベルギーが勝利を収めた。

なお、EUROをもっての代表引退を表明したイブラヒモヴィッチは、これがスウェーデン代表としてのラストマッチとなった。

ズラタン・イブラヒモビッチ
代表通算116キャップ、62ゴール
「非常に重く、失望を感じているが、同時に楽しんだことも事実だ」「欧州の舞台でスウェーデンを代表する機会を得た。だから、同時にそれを誇り思っている。今日が最後の代表戦だった。代表では多くの素晴らしい思い出を手にした」とキャリアを誇った。 

6月22日 ●イタリア 0-1 ○アイルランド

すでにグループ首位通過を決めているイタリアは、スウェーデン戦から先発メンバー8人入れ替える余裕。心は既にスペイン戦にあるはずなので当然だ。一方、可能性を残すアイルランドは、立ち上がりから積極的な姿勢を見せる。しかし得点を奪えずに前半をスコアレスで折り返す。

後半に入るとイタリアも反撃に出て、途中出場のインシーニェがポスト直撃の惜しいシュートを放ち意地を見せたが、85分にアイルランドがフーラハンのクロスからブレイディが頭で合わせで遂に先制点を奪い試合はそのまま終了。この結果、アイルランドは勝ち点4ながら、グループ3位でベスト16に駒を進めている。

グループE順位表 最終順位

1位 勝点6 イタリア(2勝1敗/得失点差+2)
2位 勝点6 ベルギー(2勝1敗/得失点差+4)
3位 勝点4 アイルランド(1勝1分1敗/得失点差-2)
4位 勝点1 スウェーデン(1分2敗/得失点差-2)
※勝ち点差で得失点差はベルギーが上だが、直接対決を制したイタリアが1位

 

グループF

6月14日 ●オーストリア 02 ○ハンガリー

注目はハンガリーのGKキラーイ。なんと40歳75日のベテラン守護神で、元ドイツ代表のローター・マテウス氏が持っていた39歳91日という記録を塗り替え、ユーロの最年長出場記録を更新。GKって寿命長いね。

試合は前半オーストリアペースで進むも、決めきれずに後半へ。すると後半にハンガリーが反撃し、サライが先制ゴールを決める。その数分後にオーストリアDFのドラゴビッチが二枚目のイエローを貰い退場。最後はシュティーベルがループでとどめを刺してハンガリー勝利。 

6月14日 △ポルトガル 1-1 △アイスランド

総人口が約33万人の小さな国アイスランドが、クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルと対戦した一戦。予想通りにポルトガルペースで進み、ナニが先制点を奪うも後半に追いつかれてドロー。ポゼッション、シュート数ともに大幅に上回ったポルトガルにとってはフラストレーションが溜まる試合だっただろう。ただ、このグループは他に比べて恵まれているので、ここから必ず巻き返してくるはず。

6月18日 △アイスランド 1-1 △ハンガリー

初戦でオーストリアを相手に金星を挙げたハンガリーと、ポルトガルと引き分けたアイスランドとの一戦は1-1のドロー。一番湧いたのがアイスランドのグジョンセンが出てきたこと。チェルシーやバルセロナでも活躍した37歳のベテラン選手をこのタイミングで見るなんて。。

6月18日 △ポルトガル 0-0 △オーストリア

初戦でアイスランドと引き分けたポルトガルは、立ち上がりからオーストリアを押し込むものの得点を奪うことができずに前半を終える。後半にはPKを獲得するも、これをクリスティアーノ・ロナウドがまさかの失敗。その後も得点を奪うことはできず、初戦に続き引き分けに終わった。グループステージ突破の可能性は十分あるが、今回もポルトガルは期待外れな大会に終わりそう。

6月22日 ○アイスランド 2-1 ●オーストリア

最終節で決勝トーナメント進出を狙うチーム同士の対戦は、アイスランドが開始早々からゴールを脅かし、18分にスローインの流れからボドバルソンが決めて1-0とリードを奪う。後がなくなったオーストリアも反撃に出て、36分にはPKを獲得するも、ドラゴビッチがポストに当ててしまい、絶好の機会を逃して前半を終了する。

オーストリアは後半からヤンコとシェプフを投入し打開を試みると、60分にペナルティエリア手前でパスを受けたシェプフが、DFをかわしてシュートを決めて試合を振り出しに戻す。ただ、同グループのハンガリー対ポルトガルの一戦が引き分けたこともあり、引き分けではグループステージ敗退となるオーストリアはもう一点が必要。逆にアイスランドは引き分けでもOKという有利な立場。

試合はその後ゴールを奪うことができないオーストリアを嘲笑うかのように、アイスランドがアディショナルタイムにトラウスタソンのゴールで2-1と勝利。グループ2位で決勝トーナメント進出を果たした。ラウンド16ではイングランドと対戦することが決まっている。勝ち点2で終わったオーストリアは、グループ最下位で敗退となった。

6月22日 △ハンガリー 3-3 △ポルトガル

相変わらずビッグトーナメントに弱いポルトガルは、2試合を終えて勝ち点2の勝利なし&クリスティアーノ・ロナウド得点なしという低調具合。最終節で首位ハンガリーに負けるとグループステージ敗退という厳しい状況。

試合はポルトガルが前半から積極的に前に出て点を奪いに行くが、個人突破が目立ち連動性が欠けて決定機を作るには至らない。そんな上手くいかないポルトガルを尻目に、ハンガリーは19分、クリアボールを拾ったゲラが胸でトラップから強烈なシュートを突き刺して先制ゴールを奪う。ピンチに陥ったポルトガルもクリスティアーノ・ロナウドが直接FKで狙うが、40歳の守護神キラーイが好セーブで止める。ちなみにキラーイのGKパンツが日曜のおっちゃんにしか見えない。

なかなか思うようにいかないポルトガルだったが、42分にクリスティアーノ・ロナウドのスルーパスを受けたナニ決めて1−1とし、前半を終える。

後半激しくゲームが動き、47分にジュジャークの直接FKがアンドレア・ゴメスに当たってコースが変わってハンガリーが勝ち越しに成功するが、ポルトガルも意地を見せ50分にジョアン・マリオのクロスを難しい体勢からクリスティアーノ・ロナウドがヒールで流し込んで2−2。クリスティアーノ・ロナウドはようやく大会初ゴール。

しかし、この試合のポルトガルにツキがなく、55分にジュジャークのミドルシュートがナニに当たり、コースが変わったボールがそのままゴール。ミドルシュートがナニに当たってコースが変わる。。。深い。

しかしポルトガルも諦めず、62分に途中出場したばかりのクアレスマが上げたクロスボールに、中央でクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで合わせて3−3。その後スコアは動くことなく試合はそのまま終了。

結果ポルトガルは何とかグループ3位の座を確保し、他グループとの兼ね合いで決勝トーナメント進出を決めている。また44年ぶりのユーロ出場となっているハンガリーが首位、アイスランドが2位でベスト16に進んだ。

グループF順位表 最終順位

1位 勝点5 ハンガリー(1勝2分/得失点差+2)
2位 勝点5 アイスランド(1勝2分/得失点差+1)
3位 勝点3 ポルトガル(3分/得失点差0)
4位 勝点1 オーストリア(1分2敗/得失点差-3)

 

決勝トーナメント以降

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