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本や映画、サッカーやパイパイの魅力をお届け

芥川ヌキ之介(著)

ショートエッセイ集『楽しむマナー』を楽しむマナー!感想文

『楽しむマナー』を読んだ。 楽しむマナー 楽しむマナー (中公文庫) posted with ヨメレバ 中央公論新社 中央公論新社 2017-03-22 Amazon Kindle 楽天ブックス 紹介文 人が喜ぶおごられ方から天寿を全うする方法まで、人生のあらゆる場面で出くわすマナーの…

タイトルにチョコレートが入る小説たち【8作品】バレンタインデーにどうぞ!

2018年5月21日更新 『チョコレート』という言葉からはどんなイメージが連想されるだろうか? 高級感があるものから駄菓子屋で売っているお手軽なものまであり、子供から大人までが手に取るチョコレート。バレンタインで贈るときのドキドキや貰った時の喜び様…

なぜ『教団X』が”つまらない”という感想になるのか考える|明確な答えを示さない傑作小説の感想文|中村文則

アメトークの読書芸人を観た事のある人ならば知っていると思うが、中村文則さんの小説の中に『教団X』という作品がある。 番組の中で大絶賛されていたこともあり、多くの人が手に取ってこの本を読んだことだろう。 特徴的な装丁や壮大さを感じさせるタイト…

高倉監督が創る【なでしこジャパンのサッカー】を著書から読み解く!『なでしこサッカー―世界の頂点へ』感想文|高倉麻子

2018年4月に行われたAFC女子アジアカップ。 FIFA女子ワールドカップ2019フランスの出場権を獲得し、さらには優勝という栄冠も獲得したなでしこ達には万雷の拍手を贈りたい気持ちだ。 Embed from Getty Images // その代わりといっては何だが、なでしこジャパ…

辻村深月『青空と逃げる』ネタバレ感想文|青空とは何のことを言っているのだろうか?

辻村深月『青空と逃げる』を読んだ。 重苦しい読書感覚を味わうも、爽やかで前向きな結末のこの作品は、読み終わった後の余韻が実に気持ちいい。 感覚的には同じく辻村深月の作品である、 『島はぼくらと』 に近い気持ちよさと言えば伝わる人には伝わるかも…

オススメの短編小説をオールジャンルで紹介!【29作品】

※2018年5月5日更新 はじめに 短編集の魅力は長編作品の魅力とは種類が違う。 一冊の本の中で様々な体験が出来たり、1つの物語だと思っていたらそれぞれの物語が繋がっていたりと、短編集だからこそ味わえる多くの要素が存在する。 さらに、好きな作家の違っ…

孤狼の血の続編『凶犬の眼』感想文!正義と仁義…貫くべきはどちらか?|柚木裕子

柚木裕子『凶犬の眼』を読んだ。 前作『孤狼の血』の男くさいハードボイルドな雰囲気を気に入ったので、その続編にあたるこの作品も貪るように読みふけてしまった。 『孤狼の血』感想文|魅力的な汚さが躍動する男くさい本|柚木裕子 続編もやはり面白い。 …

感想文『明日の子供たち』かわいそうな施設の子供という糞ニーズに真っ向から立ち向かう傑作小説|有川浩

有川浩『明日の子供たち』を読んだ。 多くの有川作品を読んできた中で、僕がNo1であると断言できる作品かもしれない。 いや、断言してしまおうか。 この作品がNo1だ。ハッキリ言って名作だ。 あまり強い言葉で褒めると作品のハードルが上がってしまう…

恋愛の”自己肯定力”を付けさせる本『すべてはモテるためである』は非モテ体質改善に最適かもしれない|二村ヒトシ

「なぜモテないかというと、それは、あなたがキモチワルいからでしょう。」 そんな辛辣な一文から始まる自己啓発本・・・とりうよりモテ啓発本がこの本、二村ヒトシ『すべてはモテるためである』である。 モテない男からすると、 「自分が持てないのは自分が…

【祝!映画化】警察小説『孤狼の血』感想文|魅力的な汚さが躍動する男くさい本|柚木裕子

柚木裕子『孤狼の血』を読んだ。 昭和という時代背景と限りなくグレーなマル暴の刑事が織りなす、無骨で男くさい警察&ヤクザの小説。 男くさいハードボイルドな作品を拒絶してきたわけではないが、今まではあまり好んで手に取ってこなかったタイプの作品だ…

愛すべきクローズド・サークル系おすすめミステリー小説【23作品】

2018年4月20日更新 ミステリーファンとしては絶対に外せないジャンル―― 【クローズドサークル】 皆さんも読まれたことはあるかと思います。 傑作と呼ばれるクローズドサークルには、孤島や山荘に閉じ込められて、1人、また1人と殺人が起きていき最後には仰…

カフェで読みたくなる癒される小説【22作品】コーヒーでホッと一息つきたい時にどうぞ!

カフェで癒しの時間を過ごす時に、そのパートナーとして一冊の小説があることほど素敵なことはない。 香ばしいコーヒーに鼻腔をくすぐられながら、一つの物語に没頭できることは、読書好きにとってこの上ない贅沢だ。 できれば、その癒しの時間に読む物語は…

公共の場で女のケツを揉みしだく男

「だからよー。要するに言ってやる優しさってやつだよ、それは」 金田一少年が常に殺人事件に出会うように、僕もある種の宿命のようなものを背負って産まれてきた人間です。 それはどういう事かというと、僕は、 電車に乗るとおかしな人間と鉢合わせるんです…

濃い性描写が楽しめる一般小説【13作品】エロスだけではなくストーリーも楽しめるおすすめ作品を厳選!

※2018年4月9日更新 はじめに 「AVよりも映画のエロシーンの方が興奮できるんだぜ」といいながら、『インビジブル』という透明人間になる映画を僕に貸してくれた学生時代の友人である大賀君の事をふと思い出した。確かにあの映画は微妙にエロかった。 インビ…

起承転結がないのにずっと面白い短編集『浮遊霊ブラジル』感想文|津村喜久子

津村喜久子『浮遊霊ブラジル』を読んだ。 何よりも強く感じたのは「僕はやはり津村喜久子の本が好きなんだ」という意識。 もう、その意識からは逃げられないかもしれない。 とんでもなく鮮やかなオチがある訳ではないし、スッキリと終わっていくわけでもない…

【読書初心者用】面白くて読みやすい本をまとめてオススメ!!【29作品】

2018年4月5日更新 普段から本を読まない人にとって、時間をかけて文字を読み続ける事は苦痛なものだ。 そこで今日はサクサク読めてエンターテイメント性の高い本を紹介したいと思う。読みやすくて面白い小説なら無理なく文章に慣れることが出来て、断続的に…

僕らがアダルトDVD鑑賞会をして谷川俊太郎の詩『朝のリレー』の素敵さを再確認した話

みなさんは、谷川俊太郎氏の詩集の中に 「朝のリレー」 と呼ばれる素晴らしい詩があるのをご存じだろうか。 「朝のリレー」 カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女が ほほえみなが…

『春待ち雑貨店ぷらんたん』感想文:想像よりも重くてツライ連作短編ミステリー|岡崎 琢磨

岡崎琢磨『春待ち雑貨店ぷらんたん』を読んだ。 タイトルから想像するに、のんびりのほほんとしたストーリーを期待して手に取った作品だったが、ページをめくってみると想像よりもはるかに重苦しくツラい感情を味わう小説だったので驚いてしまった。 今回は…

『屍人荘の殺人(しじんそうのさつじん)』ネタバレ感想文:これほど驚愕の密室が登場する本格推理はこの作品だけ|今村昌弘

凄まじい衝撃と共に読み終えた今村昌弘『屍人荘の殺人』。 第二十七回鮎川哲也賞受賞作でもあるこの作品は、ミステリーファンの話題を独占するとともに賞賛と批判の声を浴びた。話題になるということは、良くも悪くも世間の評価にさらされるということだ。 …

【2018ロシアW杯優勝予想】イロレーティングを使ったグループステージ通過国と優勝国の予想|FIFAランキングなんて過去の遺物

ワールドカップの成績はFIFAランキングの通りに行かないのは有名な話。 さらに言うとFIFAランキングほど当てにならないガバガバなランキングはなく、その信憑性ときたら、合コンの後に女の子から送られてくる「また機会があったら飲みましょうね」というメッ…

湊かなえ『贖罪』のネタバレ感想と解説

湊かなえ『贖罪』を読んだ。 湊かなえのイヤミスといえば面白さのは折り紙付きで、デビュー作である『告白』はもちろんのこと、三作目に当たるこの『贖罪(しょくざい)』も凄惨な事件が起こる世界に引き込まれ、絶妙に嫌な気分にさせてくれる名作だ。 ちなみ…

小説『しゃばけ』シリーズ全巻ネタバレ感想文と名言集 -畠中恵-

※2018/03/09 更新 畠中恵の作品に登場するキャラクターたちはみな人柄が良い。もちろん畠中恵作品と一言ではまとめられないのだが、個人的に一番楽しめて一番温かい作品は、愉快な妖たちが登場する『しゃばけシリーズ』ではないだろうか。 『しゃばけ』シリ…

『ドラえもん短歌』の魅力は黒いドラえもんから生まれる -枡野浩一-

僕らにとっての”ドラえもん”とは、どのような存在なのだろうか? アニメや映画のイメージからすると、かわいらしくて文句を言いながらものび太君を助けてあげて頼りがいがあったり、涙もろくてドジでポンコツなところもある未来から来たネコ型ロボット。それ…

【レビュー】アシックスのフットサルシューズ『デスタッキ6TF』を履き潰れるまで使ったが思いのほか優秀だった

以前、フットサルシューズの記事を書きました。 フットサルシューズの選び方講座【初心者~中級者編】おすすめの幅広メーカーはこれだ! その中で使い心地の良いシューズとして紹介させてもらったasics(アシックス)の屋外用フットサルシューズ。 『デスタ…

近いから衝突する家族の温かさ『家族シアター』感想文 -辻村深月-

短編集はその短さゆえに、作品へ感情移入する絶対量が少なくなる。 長編作品の様に登場人物のバックボーンを重厚に描いて感情移入させたり、地道に努力を重ねることで最終的に成功を掴む描写でカタルシスを味わうことも少ない。 ところが今日紹介したい作品…

恋愛ミステリー【17作品】1000冊以上の中から選んだおすすめの本!

ミステリーと恋愛は相性が良い。 ミステリーの醍醐味は秘密を解き明かすことにあるのは言うまでもないが、相手の秘密を解き明かすために四苦八苦する様子はまさに恋愛のそれと酷似している。 また、ミステリーが与えてくれるドキドキ感はある種の”吊り橋効果…

新商品レビュー:「夜のペヤング夜食ver.」を食べたらギンギンになるの?

Peyoung is life. (ペヤングは人生) Life is beautiful. (人生は美しい) ペヤングを愛し、ペヤングに愛された男としてこの世に生を受けた僕は、息を吸うようにペヤングソース焼きそばを食べてこの歳まで生きてきた。そんな僕は、ペヤングから新商品が出たら…

ゴリゴリの近親相姦小説『私の男』感想文 -桜庭一樹-

”近親相姦”という言葉はエロ動画のジャンルでしか見ることがない。 男性はそういったアダルトなジャンルとして目にする機会があるので、そこまでの非日常を感じないかもしれないが、女性は”近親相姦”という言葉自体に触れる機会がそもそも少ないと思う。しか…

最終話『精霊の守り人 III 最終章』ネタバレ感想!原作小説との違いとシーズン3のキャスト&ストーリーも紹介します!

2018年1月28日更新 ドラマ『精霊の守り人Ⅲ 最終章』(NHK総合)の放送が始まりました。いよいよバルサの心の決着をつける『闇の守り人』。そしてチャグムが新ヨゴ国を護りきれるかが問われる『天と地の守り人 第二部 カンバル王国編』と『天と地の守り人 第…

キャンディータイムで待ってます

雑誌「キャンディータイム」 僕らが高校生の頃、今ほどネット環境は整っていなかった当時は電話回線でインターネットを繋いていた。 さとう珠緒のセクシーな写真をたった一枚表示させるのに30分かかり、途中で電話がかかってきたらやり直しになってしまうよ…